奮戦記
【02.12.12】「ウェーク・アップ!」の取材を受けました。
毎週土曜日の番組で、桂文珍さんが司会をしている「ウェークアップ!」(日本テレビ系)の取材を受けました。
取材にみえたのは、日本電波ニュースの報道部の方です。
テーマは「内部告発について」。私は「ムネオハウス」追及のさい、大きな衝撃を与えた外務省の内部告発を受け取った経緯について、体験談を話しました。
放送は、来年の1月11日だそうです。「これから各方面の取材をしてつくりあげる」(日本電波ニュース)と言っていました。ぜひご覧下さい。
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■サラ金問題について「日本金融新聞」の取材を受けました
クレジット・サラ金問題について「日本金融新聞」の取材を受けました。
現在、サラ金などの金利を規制する出資法の上限金利は29.2%で、高すぎると批判をあびています。
来年6月が、その見直しの時期にあたります。
ところが、サラ金業界は政治団体をつくって、自民、公明、保守の与党に政界工作をおこない、この上限金利をさらに引き上げようとしています(「赤旗」11月13日付)。
私は、次のようにのべました。
第1は、出資法の上限金利を少なくとも利息制限法の15〜20%にただちに引き下げて一本化すること。そして、利息制限法の水準そのものも下げること。
第2は、借りる側の返済能力を超えた過剰貸付をおこなわないこと。過剰保証を禁止すること。
第3は、一定期間内であれば契約を取り消すことができるクーリングオフ制度の導入をはかること。
第4は、監督機関に是正命令を出せる権限を与えること。誰でも違反事実を告発できるようにし、監督機関はそれを調査し適切な措置をとる義務を負うようにすること。
これらの点について、「法案準備も含めて検討していく」と述べました。
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■国土交通委員会に出席しました
大幡基夫議員のさしかえで、国土交通委員会に出席しました。
日本共産党からは、瀬古由起子議員が質問にたちました。
瀬古議員は、民営化推進委員会の議論が混乱したのは、「巨大な債務をどうするのか、いったいムダな高速道路建設と莫大な借金をつくった責任はどこにあるのかという根本問題をあいまいにしたまま、民営化の議論に終始したからではないか」と追及しました。
また「最終報告」の冒頭に「東京湾アクアライン、本州と四国を3本の橋、その通行料金は常軌を逸している。多くの不採算路線の建設は、密室で作成された非科学的で無責任な需要予測と高い建設費をもたらした」と書かれている点をとりあげ、「責任はどこにあるのか、委員会では具体的にどのような指摘がなされ議論がされたのか」と追及しました。
そのうえで、「高い建設費」が続いた原因として、材料単価が「建設物価調査会」と「経済調査会」のたった2社の財団法人によって決められていることを指摘しました。ここには国土交通省からも天下っているのです。
これでは「競争原理」もはたらかず、事実上、ゼネコンなど受注者いいなりの価格につり上げられてしまいます。
さすがの公正取引委員会も、「談合疑惑」で本部や全国の支部十数カ所に立ち入り調査をおこなっています。
ところが扇大臣は、独自の調査もせず「2社しかないのだからしょうがない」などと、ほんとうにしょうがない答弁をする始末でした。
他社が参入できず2社で独占しているような状況こそ、改めなければなりません。
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