奮戦記
【02.12.11】川辺川ダムに予算をつけるな、計画を中止せよ!
本日午後、公共事業チェックの会(会長・中村敦夫参議院議員)は、上京した熊本県の子守歌の里・五木をはぐくむ清流川辺川を守る県民の会など54団体の代表とともに、財務省と国土交通省と交渉をおこないました。
川辺川ダムの事業をめぐって、いま漁業権や一部の土地の強制収容を検討する土地収用委員会の審理が年内に終わらないため、年度内着工が無理になっています。
また、利水訴訟でも事業賛同の農民の数が実質的に35%にしかならないとの調査結果が福岡高裁に提出されています。
国土交通省との交渉には、私も同席しました。日本共産党から参加したのは、私の他に小沢和秋衆議院議員、岩佐恵美参議院議員です。
驚いたのは、国土交通省の交渉で、担当官が「陳情を受け取るだけで、話を聞くことはしない」と述べたことです。
これにたいし、議員の会と上京した住民たちが、厳しく抗議しました。
私は「熊本から上京してきているのに、そんな態度はない。椅子くらい出しなさい」と要求し、担当者は住民の訴えを聞くことになりました。
■財務金融委員会が開かれました
今日は、11時半から16時半まで財務金融委員会が開かれ、日本共産党からは吉井英勝議員が質問にたちました。
吉井さんは、たくさんの被害者を出した大和都市管財にたいする金融庁の検査の問題点につてただしました。
■イラン・イスラム共和国の国会計画・予算・決算委員会一行が衆院予算委員会を訪問しました
訪問されたのは、アンサーリ委員長、アフマディ委員、ラマザーン・プール・ナルゲスイ委員、ムサヴィ委員、ラッバニー局長、マジェディ駐日大使です。
イラクに対するアメリカの軍事攻撃準備で緊迫化している中東情勢のもとでおこなわれた訪日だけに、イランと日本の姿勢が話題になりました。
アンサーリ委員長は、「中東地域で戦争を起こさないよう、対話によって問題を解決することが必要だ。国連のもとで解決すべきだ。この点で、日本の役割が重要だ」という主旨の発言をしました。
■全労連で経済問題についてのお話をしました
全労連で経済問題についての講演をしました。小泉内閣の経済政策が支離滅裂になっていること、「構造改革」「不良債権処理」がどんなに経済を深刻な実態に追い込んでいるか、どうすれば打開できるかなどについてお話をし質問に答えました。
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