私が、このホームページを立ち上げたのは昨年６月。「奮戦記」を書き始めたのは６月２６日、そして９月２９日から「連日更新」をはじめました。

　――では、私から本人に直接インタビューしてみましょう！？　憲昭さんは、すぐに応じてくれました（そりゃ当たり前だわ！）。

■デジカメを片手に自分で写真を撮って

Ｑ　連日更新を始めたきかっけは？
　――Ａ　昨年の９月末に臨時国会が召集され、国会の動きについて連日多くの皆さんにお伝えしたいことが出てきたからです。それに、トップ・ページに「連日更新中」と書いてしまったため、「公約違反」にならないようにという意識もありました。

Ｑ　いつも写真がたくさん載っていますが、自分で撮るんですか？
　――Ａ　はい。私は、もともとカメラが趣味でしたので、デジカメで私自身が撮った写真を中心に、感じたことや訴えたいことを書き込んできました。

■「キャラクター・グッズがおもしろい」と言われました

Ｑ　その写真も、花、景色、人形、ホッとするグッズなど豊富ですよね。とくに最後の小物がおもしろいですね。
　――Ａ　私のＨＰを見ていただいた方から「最後のグッズを見たいから」といわれることが多いですね。１年間続けているうちに、いつの間にか定着してしまったという感じです。「今日はどんな小物が出ているかなと楽しみです」と言われたり、あの最後の写真だけ見ている人もいるそうです（笑）。

■ムネオ問題の時は睡眠時間を削って……

Ｑ　それにしても、「ムネオ問題」のときは、忙しかったと思うのですが、よく一日も欠かすことなく続けられましたね。
　――Ａ　あのときは、睡眠時間を削るほど大変でした。テレビ出演、マスコミの取材、次の質問準備に追われるなかでの「奮戦記」への書き込みでしたから。
　しかし、「毎日見ています。頑張って下さい」という励ましがどんどん来ますと、こちらが逆に励まされ、忙しい中でも続けることができました。それに「忙しい」と言うことは「書くことがたくさんある」ということでもあるんです。

Ｑ　そのときは、マスコミの方々のＨＰへのアクセスも多かったですか？。
　――Ａ　取材していただいた方々は、必ずと言っていいほど「奮戦記」や「ムネオ疑惑追及コーナー」「私が歩んだ道」などを見ているようでした。その意味で、マスコミへの情報提供源としても、このＨＰが大いに役立ったと思います。
　あるテレビ関係の方から「テレビに出てもらいたい議員としては、ＨＰに自分で意見を書いているかどうかが、ひとつの基準になる」と言っていたそうです。

■３月は延べ３万６０００人、１５万６０００ページビュー

Ｑ　憲昭さんのＨＰには、どれくらいの方々がアクセスしているんですか？
　――Ａ　連続更新を始める直前の昨年の９月、私のＨＰを訪れた方々はのべにして１３００人（セッション数）、見ていただいたページの数は９０００ページ（ページビュー数）でした。それが、連続更新をはじめると次第に増えて今年の１月には、それぞれ５０００人、１万７０００ページに増えました。
　ムネオ問題に火がつくとさらに急増しました。ピークの３月には３万６０００人、１５万６０００ページと、じつに７〜９倍に跳ね上がったのです。これには驚きました。
　最近（８月）は、１万３０００人、４万４０００ページというところで落ち着いた推移をみせています。それでも１年前に比べると、訪れる人は１０倍に増えています。これも「奮戦記」の連日更新のおかげたと思っています。

■連日更新している議員は、他にもいるの？

Ｑ　連続更新は、同じ東海ブロック選出の瀬古由起子議員もやっていますね。
　――Ａ　ええ、彼女の方が連続更新への挑戦は私よりも早いですね。私もそれに刺激を受けました。瀬古さんは、毎日じつに詳しい活動報告を書いています。
　日本共産党の国会議員では、井上哲士さんもほぼ毎日更新しているようです。地方議員で感心したのは、長野県の石坂千穂さんです。昨年１２月からＨＰを始めたそうです。長野県では田中知事の脱ダム宣言などをめぐって県政が大きく揺れてきました。石坂さんは、連日その状況を報告しています。徳島県阿南市の市会議員たつた良子さんも連日更新しています。
　それぞれ、涙ぐましい苦労をしているようです。
瀬古由起子さんの「ひまわりレポート」
井上哲士さんの「活動日誌」
石坂千穂さんの「つれづれ日記」
たつた良子さんの「雑記帳」

Ｑ　今後の抱負は？
　――Ａ　これからもできる限り続けていきます。
　今後、インターネットの利用は各分野でますます増え、政治の世界でも自分の考えや感じたことを知ってもらう媒体として、ＨＰはいっそう重要になると思います。

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