奮戦記
【02.08.14】長野知事選は正々堂々たる論戦をすべきだ
長野知事選挙は、明日いよいよ告示。投票は9月1日です。
田中康夫前知事は、ムダな公共事業にメスをいれるという県民への公約をあくまでも守り、「『脱ダム』宣言」にもとづく政策を実行してきました。
この田中氏にたいし、長野県議会で多数を占めるダム推進派は、それを阻止しようとして、不信任決議を強行したのです。
これの不信任はまったく大義名分がなく、利権政治の構造を守るための行動にすぎません。
自民党を中心としたダム推進の各派は、長谷川敬子氏を統一候補と位置付け、国会議員、県議、市町村議、関係団体の組織を最大限に動かして、田中再選阻止に必死になっています。そのため、候補者の一人の立候補まで断念させました。
長谷川敬子弁護士候補の陣営は、虚偽の事実の公表や宣伝が目に余ります。
たとえば、浅川ダムの一時中止に伴う補償金について「1日100万円、1カ月3000万円」などと数字をあげていますが、まったくデタラメです。
6月県議会では、平成13年分として1400万円が決定されており、その数字は事実とは大幅に違って26倍にもふくらませているのです。
今回の知事選では、政治手法などさまざまな問題がとりあげられています。
しかし、基本的には「脱ダム」の道を進めるのか、それとも逆戻りさせるのか、具体的には、浅川ダムと下諏訪ダムを本当に中止するのかどうかが最大争点です。
「脱ダム」の流れを進めることが、税金のムダ遣いをやめ、県民の暮らしと福祉・教育を守り、充実する方向への転換に結びついているのです。
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あじさいにカエルが……

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ふ〜ん?
