奮戦記
【02.08.13】東名阪多重事故の背後にあった過労運転
夏休みになると、海や山の事故が増えます。気をつけなければなりません。
8月10日の朝に発生した三重県鈴鹿市の東名阪自動車道下り車線で、渋滞中の車の列に大型トレーラーが衝突し5人が死亡した多重衝突事故は、ショックでした。(写真は「YaHoo!写真ニュース」(8/10)より)
今日の「しんぶん赤旗」によると、このトレーラーを運転していた男性容疑者は、事故当日を含めて3日連続勤務で日立と大阪を3回走っていたということです。
この容疑者は「疲れて眠かった」を供述しており、道路交通法が禁止する過労運転に当たる可能性もあります。
荷主が運送会社にどのような依頼をしていたのか、運送会社は安全運転のためにどのような労働者の運用をしていたのか、これらの点をしっかりと調査し、責任を明らかにしなければなりません。
運送業界では、荷主が運送会社に無理な時間指定をし、運送会社がそれを引き受けないと仕事がもらえないという悪循環が続いてきました。
そのため、労働者にしわ寄せが押しつけられて、過労によって交通事故多発するという深刻な事態を招いているのです。
ここに根本的なメスを入れなければなりません。
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ジロ!
