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奮戦記

【02.08.08】愛知県で経済問題懇談会が開かれました

 今日は愛知県名古屋市で、日本共産党愛知県委員会主催の「経済問題懇談会」が行われ、各界の方々約80人にご参加いただきました。八田ひろ子参議院議員も参加しました。
 私は「日本経済の現状と展望」と題して、次のようなお話をさせていただきました。

 最近の日本経済はどうなっているのでしょうか。
 政府が「底入れ宣言」を出したけれども、アメリカの株価暴落などからみて、「外需頼み」では展望が出てきません。
 しかも、内需の中心である設備投資と個人消費が冷え込んだままでは、行き詰まりを打開できません。

 いまこそ、発想の根本的な転換が必要です。内需拡大のカギは
(1)大企業のリストラを規制すること、
(2)社会保障の充実で将来の安心を取り戻すこと、
(3)大増税にストップをかけ、ただちに消費税減税をはかること、です。

 そのためにも、財政・金融の機能回復をはからなければなりません。ムダを削って、生活・営業支援型の予算編成をおこうこと、地域金融の活性化をはかることです。

 小泉流「構造改革」は何をもたらしたでしょうか。
 減らせば減らすほど「不良債権」はふえる一方です。悪循環に陥っているのです。また、公的資金を投入して大銀行だけは支援するけれども、地域経済を支えてきた信金・信組を次々とつぶしています。

 「財政改革」では、公共事業はマイナスと言うが、かけ声倒れです。その一方で社会保障・医療の改悪などで、来年度の国民負担は3兆2000億円もの負担増です。


 そのうえ、赤字中小企業を直撃する「外形標準課税」の導入、消費税「税率引き上げ」を「政府税調答申」で明記、所得税の課税最低限引き下げで大増税などなど。……これでは、消費は低迷するばかりです。

 やはり、個人消費に重点を置いた経済政策への転換をはかり、日本経済再建の本格的な道に踏み出さなければなりません。

 懇談会では、質問・意見も活発に出され、実りある会合となりました。

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      今日の空……

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   ケッコ〜

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