奮戦記
【02.06.18】法務大臣が議運で宗男議員の被疑事実を説明
森山真弓法務大臣は、きょうの衆院議院運営委員会の秘密会で、あっせん収賄容疑で逮捕許諾請求を行っている鈴木宗男衆院議員の被疑事実などを説明しました。
マスコミによると、鈴木議員は官房副長官就任直後の1998年8月4日ごろ、首相官邸の官房副長官室で、不正伐採で入札参加資格の7カ月間停止の行政処分を受けていた「やまりん」の山田勇雄会長、山田哲社長らと面会しました。
そこで、処分を受けなかった場合と同量の林産物を、処分終了後に随意契約で購入できるよう林野庁幹部に働き掛けてもらいたいとの請託を受け、その場で現金500万円のわいろを収受したということです。
法務大臣と古田佑紀・法務省刑事局長は、逮捕状請求の理由について「罪証隠滅のおそれが大きく、このまま在宅の状態で捜査を続行すれば、事案の真相解明に困難を来すと判断した」と説明しました。
●鈴木議員が議運委に出席し容疑を全面否定
法相らが退席後、鈴木議員本人が議院運営委員会に出席し、弁明を行いました。
鈴木議員は約20分間にわたって行った弁明の中で、東京地検特捜部がわいろと判断している製材会社「やまりん」(北海道帯広市)からの資金提供などについて「『やまりん』から不正な請託を受けて働きかけたという事実はまったくない」と容疑を全面否定しました。
その後、法相らが再度出席し各党が質疑を行いました。
衆院議院運営委員会は19日午前、改めて委員会を開き、各党が逮捕許諾について意見表明を行った後、採決を行い、全会一致で逮捕を認めることになりそうです。
逮捕許諾は同日午後の本会議で全会一致で議決され、鈴木議員は明日中に逮捕される見通しです。
ど〜なってんの? 民主党!
これまで野党4党が結束し、たとえば防衛庁の報告書の隠ぺい・改ざん問題などについて真相解明と責任の明確化をもとめること、また健保法案については委員会に差し戻すこと、会期延長についても結束して反対することなど、書記局長・幹事長会談で合意した内容でたたかってきました。
ところが今日になって突然、民主党が自民党と勝手に話し合って、野党合意と違う内容を決めてしまったことが明らかになったのです。
自民党と民主党は、(1)「会期延長」については明日の19日の本会議で採択する。(2)健保問題については20日の委員会で補充質問をおこなうが採決は本会議でおこなって衆議院を通す、などを決めたというのですから、驚いてしまいます。
自由、共産、社民3党は、民主党に説明を求めましたが、国対委員長が逃げ回って話し合いに応じようとしないのです。
民主党はいったい、ど〜なっているんでしょうか!!
<雨の永田町>

<山口議員室の胡蝶蘭です>

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わたしもねぇ〜
私腹を肥やしている、な〜んて言われるんですがね!?
