奮戦記
【02.06.17】宗男議員逮捕許諾を明後日の本会議で採決へ
鈴木宗男議員のあっせん収賄事件で、内閣が提出した鈴木氏の逮捕許諾請求をどう扱うかについて、衆院議院運営委員会が理事会をおこないました。<今日の議運委(NHKテレビ画面から)>
その結果、今国会会期末の19日午後の衆院本会議に上程し、許諾請求を採決することを決めました。
与党側は、これに医療保険改悪などもいっしょにのせようとしていますが、どさくさまぎれのこんなこそくなやり方は許せません。
許諾請求に関する日程について、日本共産党、社民党、自由党の野党3党は、明日中に議運委と本会議での採決を求めました。しかし、自民、公明、保守の与党3党と民主党の意向で上記の一連の日程が決められました。<右から2人目が日本共産党の児玉議員>
理事会では、あす、議運委の秘密会で森山法相や法務省刑事局長を呼び、事件の経過報告、証拠説明などを受け、各党が質疑をおこなうことにしています。<今日、NHKの取材に応じた鈴木宗男議員>
ここには鈴木氏も出席し、自ら弁明する機会を与えることになるようです。さらに19日に議運委を再度開いて、各党の意見表明をおこなった後、採決する見通しです。
日本共産党、民主党、自由党、社民党の野党4党は、午後に国会対策委員長会談を開きました。<梅雨空のもとの今日の議事堂>
4野党は、鈴木氏の許諾請求を採決する本会議には出席します。
しかし(1)衆院厚生労働委員会で与党だけで採決した医療改革関連法案を委員会に差し戻すこと(2)防衛庁の情報公開請求者リストに関する報告書の事実を解明すること――この2点が解決されない限り、国会審議には応じない方針を再確認しました。
JーWAVE「JAM THE WORLD」に生出演
角谷浩一さんがナビゲーターをつとめ、鈴木宗男議員の疑惑と与野党の対応について、速いテンポで話が弾みました。
いつもながら、角谷さん(向かって右)の豊富な取材力と的確な話術に思わず引き込まれました。

<スタジオのようす>

●雑誌『前衛』の対談企画で児玉議員と
小泉内閣の一年と今国会の特徴について話し合いました。

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ウ〜ン
やっぱり許せないね
