奮戦記
【02.06.16】宗男議員かばった自民、公明の責任は重大
検察当局は、製材会社「やまりん」(北海道帯広市)を巡るあっせん収賄疑惑で、鈴木宗男衆院議員から任意で事情を聴くため出頭を要請し、今日にも事情聴取する模様です。
また、あすにも鈴木議員に対するあっせん収賄容疑での逮捕状を請求する方針を固めたもようです。
やまりんは98年6月に、国有林の無断伐採で林野庁の帯広営林支局から7か月の入札参加停止処分を受けていました。
そのため同年8月4日、幹部ら6人が官房副長官室で鈴木議員を訪ね、処分終了後は随意契約など有利な条件で受注できるよう、林野庁に取り計らいを依頼し、現金500万円を手渡したというのです。
鈴木議員はその資金の大半を、同日付で、同社の複数のグループ会社などから政治献金を受けたことにして、資金管理団体の収支報告書に記載しました。
ところが、同年12月、一部報道機関に鈴木議員の資金管理団体がやまりんグループから多額の献金を受けていることが報じられたため、鈴木議員側は同月末に400万円を返却し、翌99年9月、収支報告書の記載も訂正しました。
99年2月、衆院予算委員会で同社との関係について質問された際、鈴木議員は「営林支局の調査が入った(98年5月)後の献金は返還した」とか、「私からお金を下さいと言ったことはない」などと説明していました。
しかし、鈴木議員は現金500万円を受け取った後、林野庁幹部に対し、やまりん側の依頼に沿った働きかけを行っているのです。
特捜部では、500万円はこうした働きかけに対する見返りの趣旨で提供されたわいろだったと判断しているようです。
●自民・公明は、それでも鈴木宗男議員をかばい続けるのか
それにしても、自民党と公明党の姿勢はひどいものです。
日本共産党をはじめ4野党が一致結束して、再喚問を要求しても自民党と公明党など与党が反対してつぶす。予算委員会で偽証罪で告発しようとしても、これに反対してつぶし、鈴木議員をあくまでもかばい続けた。───これが自民党・公明党など与党の醜い姿です。これでは「国会は何をやっているのか」ということになります。
それほどまでして、どうして疑惑を隠し続けなければならないのでしょうか。ムネオマネーがこれらの政党に深く行き渡っていたからでしょうか、同じ体質だからでしょうか。ほんとうに腹が立ちますね。
大沼正則先生を偲ぶ集いに出席
私が衆議院の中選挙区制の候補者の時(1990〜94年)、東京7区でたいへんお世話になりました大沼正則先生が昨年7月に亡くなられました。
今日は、大沼先生を偲ぶ集いが国立市でおこなわれ、出席しました。なつかしい方々にたくさんお会いしました。
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