奮戦記
【02.05.17】財金委で大阪証券取引所の不正取引を追及
今日は財金委で質問しました。テーマは、大阪証券取引所の不正取引についてです。
質問のポイントは以下の通りです。
かなり専門的なので，頭が痛くなるかもしれませんが……。
一応載せておきましょう。
証券市場の不正・不公正取引を一掃しなければならない。これなしに国民・投資家の信頼を確保できない。
「証券取引法」第１５９条では、特定の有価証券の「取引が繁盛に行われていると誤解させる等これらの取引の状況に関し他人に誤解を生じさせる目的をもって」仮装取引などの行為をしてはならないと「相場操縦の禁止」が規定されている。
その違法性が問われる疑惑が大阪証券取引所で発生している。
すでに、一昨年６月に大証がまとめた「調査報告書」のなかで、野口元副理事長が理事会の承認なしに関係会社を設立したこと、関係会社の一つであるロイトファクスと日本電子証券との間で行われた電子取引市場（Ｊ−ＮＥＴ）での取引をめぐり不正支出をおこなったことなどが確認されている。
ロイトファクスという会社は、１９９６年（平成８年）以降大証が設立した１１の関連会社のひとつだ。
大証の「調査報告書」の中でも、「その事業活動の状況からして公的性格の強い大証の関連会社としては不適切と思われる会社」と指摘されている。さらに「実体がなく、大証及び関連会社間の取引の付け替えをしているペーパーカンパニーに近い存在である」とも書かれている。
金融庁も、昨年４月２日の参院金融経済特別委で、乾監督局長が「金融庁といたしましても、ロイトファクスの設立は大証の公共性、設立手続等の観点から見まして適切ではなかったと考えております」と答弁している。
ロイトファクスは、どういうことをやってきたのか。
１９９７年７月１８日から「個別株オプション取引」が、大阪と東京の両証券取引所で取引が開始された。焦点となったのは、両取引所の共通銘柄だったソニーや日本興行銀行だ。これらをどちらが取るか、ということで激しい競争がおこなわれた。
大証は、東証との売買高競争に打ち勝つために、大阪での売買が商盛（しょうせい）であることを装うために、ロイトファックスを利用して仮装取引をおこなった疑いが濃厚だ。
光世証券がロイトファックス宛に出した「取引報告書」によると、９７年８月１日の光世証券とロイトファクスの間でのソニー株の取引は，ロイトファックスの売りが２７１単位，買いが３３１単位，となっている。ところが光世証券の市場での売買記録には、光世証券の売りが６３９単位，買いが６６９単位となっている。＜１単位は１０００株＞
注目したいのは、光世証券の市場での売・買数量が、ロイトファックスとの売・買数量の約２倍になっていることだ。これは、ロイトファックスの売買注文に対し、光世証券が市場で売り注文にたいしては買い向い，買い注文にたいしては売り向かっている（自己商い）という疑いが強いということだ。
これは、大証で株券オプション取引の売買が繁盛しているかのように見せかける架空取引だ。双方が通じ合っておこなった不正売買のうたがいがある。
この８月１日の取引をめぐって、もう一つ疑惑がある。
光世証券の取引記録「売買手口」によると、興銀株の売り、買いのそれぞれが実に１５００単位となっていることだ。１５００単位という取引は、当日の当該銘柄の１５１４単位の出来高の９９％以上を占めている（株数では１５０万株）。
これは「取引報告書」には出ていない。こんな大規模な取引をいったい誰がしているのか、通常では考えられない。
これも、大証で株券オプション取引の売買が繁盛しているかのように見せる光世証券の自己売買の可能性がある。不正がないかどうか、これも調べるべきではないか。
───これにたいして金融庁は、「現在おこなわれている大証と東証への検査でそのことも含めて調査する」と答え、金融担当大臣も「調査する」と答弁しました。
……たいへん難しいレポートを読んでいただきまして､心から感謝します！！
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＜鈴木宗男議員の側近、東郷元欧亜局長。この人は、今どこにいるのでしょうね＞
�．董璽沺宗宗峪抉膂儖�会及び瀋陽総領事館事件」について。
�⊇仞並膺叩宗汁輙�、外務、官房長官は常時出席｡ほか要求大臣。
�⊆禅浸�間――全体６時間コース
与党１時間３０分
野党４時間３０分（うち日本共産党３５分）
ＮＨＫテレビ放映あり。
ホー ホー
僕たち、フクロウ３兄弟なんで〜す
