奮戦記
【02.05.16】総領事館事件で問われる政府の基本姿勢
中国のしん陽の総領事館で発生した事件は、日本外交の基本姿勢が根本的に問われるものです。きちんとした事実解明をおこなわなければなりません。
いま、次の点が重大問題として浮かび上がっています。
第1は、中国警察官による領事館立ち入りと、北朝鮮から脱出してきた5人の連行にたいし、日本側が明確な言葉での抗議も立ち入り拒否もおこなっていないことです。
第2は、事件の現場に対して、外務省本省からの指示が一切なかったことです。外務省の指示は「追って連絡する」「現状を維持せよ」というのです。まったく驚くべきことです。
第3は、拘束された男性から亡命を求める英文の手紙をいったん受け取りながら、返却していたことです。しかも、その事実を外務省の報告書に記載されなかったことです。
第4は、難民が生まれたときに、政府自身が事実上、受け入れ阻止の方針をとっていることです。
これらを根本的に解明し、従来の外交姿勢を是正しなければなりません。
●予算委の4野党が「支援委資金の不正流用事件」について外務省から聞き取りをおこないました
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鈴木宗男疑惑にたいする検察の捜査・追及も、いよいよ本丸にせまっているようです。
それにしても、加藤紘一前議員の立件を見送ったことについては、釈然としませんね。これだけはっきりしている1億円近い個人的流用も不問に付すというのですから。
さらに、公共事業に寄生して3〜5%の裏金を手にしていたことの究明がさらに必要でしょう。一心同体なのに、秘書だけに責任を押しつけることは許されません。
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●明日、私は財務金融委員会で質問します。
時間は、午後2時半から3時までの30分間です。
───総領事館事件……
これは、ケッコーとは言えんね〜
コ〜、コ〜!!
