奮戦記
【02.05.18】どう考えても許せないことがある
私は、この国会で鈴木宗男議員の不正・腐敗を追及する機会を得ました。マスコミは「疑惑追及の急先鋒」などと書くむきもあります。ただしそうなったのは、たまたま質問の機会がめぐってきたからでした。それに、私のところに偶然、外務省の内部文書が届いたからでもありました。
しかし追及しているうちに、鈴木議員が人を人と思わない人権感覚の持ち主であること、そして驚くような傍若無人の振る舞いをしていることがわかり、私自身どうしても許せないと思うようになりました。
●議員の前で外務省職員に土下座をさせた
ほんとうに驚きました。どうしてこんなことができるのでしょう。
今度、逮捕された外務省の佐藤優前主任分析官が、鈴木宗男議員に叱責された外務省職員の前で「謝るときはこうするのだ」と土下座をしてみせ、職員に土下座を強要していたというのです。
●外務省職員に暴力をふるった
国後島に桜の木を植樹することをめぐってロシア側と外務省のあいだでトラブルが発生したさい、帰りの船の中で鈴木宗男議員が外務省職員に暴力を振るっていたことも明らかになっています。
私は、予算委員会で医者の診断書と外務省の記録を受け取って、驚きました。
●「俺が取ってきたカネだ」と詫び状を書かせた
イスラエルの研究所長を99年に日本に招いた際、国際機関「支援委員会」から費用を捻出(ねんしゅつ)できなかったことを知った鈴木宗男議員は、「おれがとってきた金で呼ぼうとしたのに、なぜ出せないんだ」という発言を繰り返し、外務省職員を叱責(しっせき)したうえ、詫び状まで書かせていたというのです。
国民の税金を私物化して当たり前という態度をとっていたことを示すものです。
こんなことを繰り返していた人物が、議員の椅子にしがみついていること自体、絶対に許せないものです。早急に、明確な決着をつけなければなりません。
じつはね、ワタシなんかもそう思うんです!
そうでしょう?
