奮戦記
【02.03.04】鈴木宗男議員の証人喚問は11日に決まりました
今日は、外務省の「調査報告書」が朝の予算委員会理事会に提出されました。
問題は、鈴木議員が外交をねじ曲げ対外支援・税金をいかにくいものにしてきたか、外務省がいかに共犯関係にあったか、この点を明らかにすることでした。
ところが、私などが動かぬ証拠を突きつけた点については、渋々認めていますが、そうでないものについては口を拭うものになっているというのが「報告書」の特徴です。
たとえば、はしけ、ジーゼル発電所、燃料支援については「関与は認めるが、業者の選定について関与がなかった」───という矛盾したものでした。<調査報告書について記者会見。野党記者クラブで>
だいたい“外務省が外務省を調査する”ということに根本的な限界があるのです。最初から“外務省そのものを調査すべき”なのです。
テレ朝の「ワイド!スクランブル」に出演
昼の12時から30分間、生出演しました。他党の議員がいないのが特徴でした。
<スタジオのモニター画面>
───矢継ぎ早につぎのような質問が出されました。
「調査結果についての感想は?」
「宗男ハウスについての外務相の見解については?」
「ケニアODAについては?」
「IDカード発行の妨害については?」
「証人喚問にどうのぞみますか?」
「利益誘導、政官財の癒着については?」
●筆坂秀世書記局長代行が記者会見
11時過ぎに、外務省の調査結果について党の見解を発表する筆坂さん。たくさんのマスコミが詰めかけました。

筆坂さんは、「ムネオハウス」建設や桟橋改修工事問題について、日本共産党が内部文書を示して追及したことをあげ、報告書が鈴木宗男衆議院議員の関与とそれへの外務省の屈服を明瞭に認めたことは、「外務省の伏魔殿ぶりの一端が外務省調査によっても裏付けられた」と指摘しました。
そのうえで、「ムネオハウス」問題で鈴木氏が、業者選定を含め介入はなかったとする参考人質疑の答弁は、事実を語っていないことが明らかになったとして「鈴木議員の証人喚問の必要性はますます高かまった」と強調しました。
さらに、駐日コンゴ大使への外交官身分証明票(IDカード)発給問題でも報告書が鈴木氏のかかわりを認めた点について、「他国の主権に対する介入までやっていたことになる問題だ」と指摘しました。
また、鈴木氏がアフリカ関係の16の議連会長をやっていることからも、ケニアの水力発電所などODA(政府開発援助)問題で「疑惑なし」とした調査報告は信用できないと強調しました。
<やぁ みなさん! 私で〜す>
