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奮戦記

【02.02.26】ムネオ疑惑は、ますます深まるばかりです

 今日の予算委員会でも、さまざまな角度から鈴木宗男議員の疑惑が追及されました。民主党の原口議員は、鈴木議員のムルアカ秘書がコンゴーの通称代表部を兼ねている疑いがあること、しかも、鈴木議員の秘書だからということで、外務省がその言うことを何でも聞いていることです。これもまた、重大な問題です。

 

●地方新聞でも絶賛されました


 「長崎新聞」(2月25日)に、「鈴木氏疑惑次々底なしの様相──ムネオハウス、人事介入、私設秘書……」「勢いづく共産党──内部文書暴露、抜群の調査能力」という見出しで、次のような記事が載っているのが分かりましたので、ご紹介しましょう。

 ───「共産党が勢いづいている。鈴木宗男衆議院議員を参考人招致した衆院予算委員会で外務省などの内部文書を暴露、抜群の調査能力を見せつけた。筆坂秀世書記局長代行は『道義的、政治的責任だけでなく刑事責任も厳しく追及したい』と強調、今後も疑惑追及を主導する意気込みだ。
 共産党は20日の集中審議で、国後島の『友好の家』をめぐり鈴木氏が外務省に働きかけ、落札業者を地元の根室市内に絞るよう入札参加条件を付けたことを裏付ける文書を『質問開始の数十分前に入手』(予算委委員)」し、これを基に鈴木氏を追及。21日の予算委員会では、鈴木氏の地元事務所で入札前に業者らが面談していたことを示す文書も明らかにするなど、審議を断然リードした。
 その後、共産党本部などに寄せられる激励の電話や電子メールは1日に200本以上。『共産党の調査能力には感心した』『共産党支持者ではなかったが考え直す』などの声が相次ぎ、このところの地盤沈下に頭を痛めていた関係者は大喜び。
 他の野党も脱帽で、ある民主党幹部は『(暴露文書は)面白い。共産党はいろいろなところに組織があって、命懸けでやっている。民主党シンパもいるが、そこまではやってくれない』とうらやむことしきりだ」。

 

●中小企業、信金・信組つぶしの「金融検査マニュアル」


 塩川議員は、「金融検査マニュアル」の不等な画一的な適用の問題をとりあげました。
 <質問に立つ塩川議員

 昨年1月からの累計で、信金が12、信組が41、あわせて53も破たんしています。取引先数は数万件もあり、被害がひろがっています。
 とくに、船橋信用金庫(ふなしん)の破たんの問題点を指摘しました。
 「ふなしん」は、1月25日に破たんしました。金融庁の検査によって、新たに22億円の引当金の積み増しが求められ、結果として14億円あまりの債務超過に陥り、破たんに追い込まれたのです。
 検査に来た検査官が、最初から「信金には正常先などはまずないだろう」と発言し「ここの何が正常なんですか」と机をたたきながら脅しつけるというやり方をしている、というのです。

 しかも、2000年6月の検査の時に「赤字でも延滞していない場合は正常先」とされたが、今回は認められなかった。不動産の担保評価は、これまで100%と見ていたが、急に80%しか見ないという態度に変わったというのです(結果は90%)。

 それだけではありません。破たんした「ふなしん」の金融管財人の補佐人に、なんと受皿金融機関の東京東信金の人間が2名も入っていることが分かったのです。
 これには、議場も騒然となり、何度も質疑が中断しました。

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