奮戦記
【02.02.25】予算委員会で引き続き鈴木疑惑が追及されています
今日も、9時から16時まで予算委員会が開かれました。午前中は、BSE問題の集中審議がおこなわれ、日本共産党からは中林よし子議員が質問しました。
午後は、総理出席のもとで医療問題の集中審議がおこなわれ、日本共産党からは木島日出夫議員が質問に立ちました。
木島さんは、医療の財源問題との関連でムダ遣いを追及。このなかで「ムネオ・ハウス」の入札問題をとりあげました。
支援委員会内部の予定価格は、3億9700万円でした。しかし応札した渡辺建設工業・犬飼工務店のJV(共同企業体)の入札価格は、1回目が4億3000万円、2回目は4億2300万円、3回目は4億2000万円でした。そのため、入札は不調に終わったのです。
そこで、外務省・支援委員会は、このJVと随意契約を結ぶ交渉をしたそうです。その結果、なんと消費税込みで4億1685万円で契約したのだそうです。「消費税込み」というのも、おかしな話です。結局は、高い値段で発注せざるをえなかったのです。
<質問を終えた中林議員>

しかも、受注した鈴木宗男後援会の関連会社のJVは仕事をせず、約7000万円ピンハネして、日揮という大手の会社に仕事を「丸投げ」し、さらにコマツハウスに仕事の大半をおこなわせるという仕掛けをつくったのです。
木島議員はさらに、ムネオ・ハウスの完成祝賀式典への参加者名簿を入手し公表しました。
●私もマンガになってしまいました!?
びっくりしました。私のことがマンガになってしまったのです。今日の「夕刊フジ」のやくみつるさんの「嘆きの週アタマ」。そこでは、こんなふうに描かれています。
──ムネオ疑惑追及で一躍“全国区”になった佐々木憲昭議員。「地元ではあろうことか『ムネオハウス』と呼ばれております」(佐々木)。
──「さぁー 皆さま こちらが今国会で話題の佐々木議員のご自宅でございまぁす」。「おーっ」パシャ、パシャ(カメラの音)「意外と質素ねぇ」。
──「地元ではもちろん、親しみと尊敬の念を込めて『ササキハウス』と呼ばれておりま〜す!」
──「誰だ、勝手に横断幕を!」(佐々木)。「佐々木さん、あなたは私たちの先生です」(横断幕)。
これを見て、私は思わず腹をかかえて笑ってしまいました。