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奮戦記

【02.02.07】志位委員長が代表質問をおこないました

 今日の本会議では、日本共産党の志位委員長が小泉総理に質問しました。まず、小泉政権の政治姿勢にかかわる三つの重大問題についてただしました。

 <写真はNHKテレビ画面から

 ───第一は、アフガン復興支援会議からNGOが不当に排除されたことについて。不当に圧力をかけた側には「おとがめなし」で不当な圧力をただした田中外務大臣を更迭するというのは、古い汚れた自民党政治そのものではないか。

 <議場の田中前外相

 <鈴木宗男議員

 ───第二は、自民党の加藤紘一元幹事長の秘書などが、公共事業の受注に介入して膨大な「口利き」料をせしめていたこと。真相を徹底糾明すべきだ。
 ───第三に、BSE(狂牛病)問題だ。肉骨粉を法的に禁止しなかった政府の責任は重大だ。武部農水大臣は自らの責任を棚上げして「行政指導を知らないことは恥ずかしいと思わないか」と農民に責任を転嫁するなど数々の暴言をおこなった。更迭すべきだ。畜産・酪農家、食肉関連業者への被害補償をおこなえ。

 <う〜ん、鋭い追及だなぁ。

 さらに志位委員長は、「強気を助け弱気をくじく構造改革」について質問しました。
 この10年あまりの長期不況について、経済失政の責任への反省はないのか、このまま「構造改革」をすすめたらどんな日本になるのか、などと厳しく追及しました。

 そのうえで、(1)雇用を守る企業の社会的責任をはたさせるために政府が本腰を入れるべきだ、(2)ほんとうに持続可能な社会保障のために国が最優先で財政支出を、(3)累進性の原則にもとづく税制の民主的再建を、という三つの提案をおこないました。


 

予算委理事会で今後の審議について協議


 予算委員会の理事会では、野党側は、これからの基本的質疑と外務省の集中質疑にさいしては、参考人として田中真紀子前外務大臣、鈴木宗男議員、野上事務次官をよぶべきだ。少なくとも野上事務次官を招致すべきだ、と主張しましたが、与党が受け入れず引き続き協議することになりました。

 <理事会前の野党席
  ───座っているのは民主党の理事。

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 <730号室のスタッフのコレクションから
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