奮戦記
【02.01.04】「党旗びらき」で志位委員長があいさつ
今日は、党本部で「2002年 党旗びらき」がありました。志位委員長は、次のように述べました。

───激動の時代。何が本流か見きわめなければならない。
───アメリカの報復戦争で、犠牲となったものはふたつある。ひとつは、数千人の罪のないアフガンの命(12月6日までに判明したのは3767人)。ふたつは、国際社会の平和のルールだ。戦争でテロの根絶はできない。
───ブッシュ大統領は「2002年は戦争の年になる」(12月21日、ロイターとのインタビューで)とのべ、12月11日の演説では「ならず者国家は攻撃の対象になりうる」と言っている。イラク、ソマリア、スーダンなどがあげられている。今年を戦争の年にさせてはならない。平和の年にするための連帯を呼びかけたい。
───日本は、このような逆流への追随をいつまでも続けていいのか。
───小泉旋風が吹き荒れた。小泉氏は「自民党政治をぶち壊す」と言って総理になった。それは、自民党政治のゆきづまりの産物だった。しかしいまでは、この小泉内閣そのものが行き詰まっている。世論調査でもそれがあらわれはじめた。

───経済危機への対応でも、舵取り不能に陥っている。景気悪化と物価下落のデフレスパイラルという、かつて体験したことのない事態。いまこそ内需の6割を占める家計消費を暖める需要対策が必要だ。雇用の確保と拡大、社会保障の充実など。
───新しい政治をになう勢力が、主体的条件を大きくしなければならない。党勢拡大の大運動は、11月・12月で前進の一歩を開始した。党員は5900人、「しんぶん赤旗」読者は8200人増えた。さらに、大きなうねりにしなければならない。
<和服姿の穀田国対委員長とパチリ>
