奮戦記
【01.12.14】愛知県の常滑信用組合の破たんで現地調査
今朝、飛騨から知多半島に移動。10月19日に破たんした常滑信用組合の問題で、地元関係者から聞き取り調査をおこないました。
<破たんを知らせる張り紙(常滑信組本店入口)>

「びっくりした」「破たんするとは夢にも思わなかった」「火事のようなものだ」「まさかという思いだ」などなど。───驚きと不安が広がっています。
<右は、常滑信組の本店>
破たんの理由は、景気後退のなかでの地場産業の停滞もありますが、決定的なのは昨年の金融庁の「検査マニュアル」にもとづく機械的・画一的検査による資産査定と、それによる「償却・引当金」の37億円もの積み増しにあるようです。
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<商工会議所や商工会には相談窓口が設置されています>

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常滑市は、陶磁器の常滑焼きで有名。小さな業者が多いまちです。これまでも消費の低迷で業況が悪化しているのに、ショックはかくせません。
<常滑市陶磁器会館に展示されている急須(きゅうす)>

<来年の干支(えと)の馬の焼き物もつくっているのですが>

<入口のドアの取っ手も焼き物です>

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<心なしか寂しげなミニ鉢でつくられた人形>
