奮戦記
【01.11.22】PKO法案を与党(自公保)が提出を強行、本会議で論戦
2日前、防衛庁長官は、報復戦争参加法にもとづいて、アフガニスタンでの米軍支援のために自衛隊の出動を命令しました。
<代表質問をする日本共産党の赤嶺議員>
こうして戦後初めて、自衛隊が戦時に海外出動するもとで、今日は、本会議にPKO(平和維持活動)法案の改悪案が提案されました。
これは、PKF(平和維持軍)本隊業務の「凍結」を解除し、自衛隊を武力行使をともなう活動に参加させようというものです。
もともとPKO協力法は、湾岸戦争を契機にして、カンボジアPKOへの参加を口実に、自衛隊派兵の突破口にしたものです。
このPKO法は、90年に最初の法案が出されて以後、足かけ3年、じつに4つの国会を経た大激論・大闘争のなかで、中核部分のいわゆるPKF本体業務を「凍結」することによって成立した憲法9条にかかわる悪名高いきわめて重大な法律です。
<答弁する福田官房長官>

その改悪案を、この国会の会期末になって突如提出し、しかも国際平和協力本部長である総理が出席しない本会議にかけ、短時間の審議で成立させようというのですから、とんでもないことです。
<中谷防衛庁長官>

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やりかたも、なかみも本当にひどいものです。
民主党も、まともに抵抗しません。
ますますきな臭くなってきました。
<PM12:30>
