奮戦記
【01.11.16】本会議で「雇用問題対策法案」の質疑始まる
今日から、雇用問題についての法案の質議が始まりました。小泉内閣が提案したのが「雇用対策臨時特定法案」です。
日本共産党から小沢和秋議員が質問に立ち、次のように質問しました。
<前庭から見た議事堂>
第1。この法案は、不良債権処理でさらに膨大な失業者が出ることを当然の前提としている。失業の増大を当然とするような立場でつくられている法案が雇用対策法の名に値するのか。失業者の発生を放置・促進しておいてわずかの対策をとることで国民不安を取り除くことができるのか。
第2。利益を上げている電機などの大企業が、「リストラ」といいさえすれば企業の社会的責任など放棄して大量の人減らしをしてもよいのか。最高裁判決が認めている「解雇4要件」にそむくやり方が通るのか。
坂口厚生労働大臣は、解雇のルールをつくるというが、「解雇4要件」や転籍の本人同意などを法制化することこそ必要ではないか。
第3。サービス残業を根絶するなど、労働時間を短縮してこそ雇用を創り出すことができる───など。
●本会議が終わるとすぐ、新幹線にとび乗って岐阜県に移動しました。明日からおこなわれる岐阜県飛騨地方における日本共産党の狂牛病(牛海綿状脳症)調査のためです。
<東京駅の丸の内側にある並木も紅葉してきました。正面が東京駅。PM15:40>

<岐阜県の旅館では飛騨牛ならぬ豚カツ。「牛肉はお客さんが拒絶反応」だという>
