奮戦記
【01.09.27】臨時国会が開会されました。
本日、9月27日から臨時国会が開かれました。会期は、72日間(12月7日まで)です。
<日本共産党の国会議員団総会で挨拶する志位委員長>
小泉首相は当初、「雇用国会」と名づけていました。しかし、アメリカで起きた残忍な「同時多発テロ」によって、国会をめぐる様相が一変してしまいました。こんどの国会は、「アメリカの報復戦争への参戦の是非」を問う激しい攻防が展開されるものになるでしょう。
私たちは、残忍なテロを絶対に許さず、世界が団結して法と理性にもとづいて犯罪者とそれを支援・組織した者を追いつめ逮捕し、厳正な法の裁きを受けさせることこそ重要だという立場を鮮明にしています。
いま、アメリカが準備している報復戦争は事態を泥沼化させるだけです。それにしても、小泉首相のとっている立場はひどすぎます。憲法も国内法、国際法も無視して「アメリカの報復戦争礼賛」「後方支援」。こんなことをずるずると認めれば、将来に禍根をのこすことは明らかです。
ある自民党有力議員はいいました。───「一夜にして方針を変えるというのは問題だ。後方支援は集団的自衛権の一環で憲法違反だと我々は答弁してきた。総理は、発言してから考えるのではなく、よく考えてから発言してもらいたい」と。与党も矛盾を深めています。