アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

雇用・労働 (サービス残業)

2008年06月10日 第169回 通常国会 【0】 - 質問主意書

スズキ㈱のサービス残業で質問主意書を提出

 2008年6月10日、佐々木憲昭議員は、「スズキ㈱における不払い残業(サービス残業)に関する質問主意書」を、衆議院議長を通じて内閣に提出しました。

 スズキは、自動車業界では売上額第4位、9期連続で史上最高の売り上げを更新し急成長を遂げている大企業です。しかし同社は、1980年代から不払い残業を強要し、97年以降も労働基準監督署から4回に及ぶ指導を受けています。昨年12月21日には、労働者らの申告を受けた浜松労基署はスズキに調査に入り、サービス残業を確認し是正を求めています。
 こうした度重なる指導にも関わらず、同社は「労基署の指示に基づいて過去3カ月分のみの調査」にとどめるなど、その対応はより悪質となっています。

 質問主意書は、このような違法な実態を告発するとともに、法律に基づいて、少なくともなくとも過去2年間はさかのぼってサービス残業の調査を行わせ、不払い残業代を払わせるべきであると強調しています。

①スズキは、サービス残業の調査を過去3カ月分にとどめているが、労基署は同社の「言い分」どおり、「3カ月間の調査でよし」と提示しているのか。
②労基署の現場監督官が「(スズキに対し)2年間さかのぼってサービス残業代を払えとはいえない」と公言しているが、このような監督官の態度は、監督官監察制度の趣旨にてらして是正の対象とすべきではないか。
③違法行為を繰り返す企業には罰則条項にそった処罰をおこなうとともに、サービス残業は割に合わないと企業側が実感する、実効性のある法体系に改善するべきではないか。

 などについて、質しています。

 答弁書は、6月20日に内閣から衆議院議長に届けられました。

議事録

平成20年6月10日提出
質問第510号
スズキ(株)における不払い残業(サービス残業)に関する質問主意書
提出者  佐々木憲昭



 スズ

[続きを読む]

関連ファイル

Share (facebook)

このページの先頭にもどる

佐々木憲昭公式フェイスブックページ へ
佐々木憲昭 ツイッター へ
憲昭ユーチューブムービーチャンネル へ
憲昭国会質問データベース へ
宣伝素材ダウンロード へ
『変貌する財界』書籍紹介 へ
しんぶん赤旗の購読申し込みはこちらから
日本共産党中央委員会 へ