東海での活動
東海での活動 − ブロックでの行動、農林漁業・食の安全、地域経済振興・不況打開、三重県
【08.07.31】三重県鳥羽市で各界の方々と懇談、意見交換
2008年7月31日、佐々木憲昭議員は、三重県鳥羽市で各界の方々と懇談し意見交換を行いました。地元鳥羽市の戸上幸子市議、せこゆき子、中野たけ衆院比例候補などが参加しました。
鳥羽市の定期船課を訪問
鳥羽市の定期船課の山本課長から、最近の燃料高で離島とのあいだの定期船のコストが高騰して経営難に陥っている実態を紹介され、財政支援をもとめられました。
政府の対応は、「コストが上がったら運賃を上げるべきだ。上げなければ補助を出さない」ということです。
しかし、離島では高齢化が進んでおり、とても負担に耐えられません。
自治体が、住民へのサービスを維持して頑張っているのに、それにたいする支援をせず、サービスと切り捨て(料金値上げ)すれば援助するというのは、本末転倒です。
鳥羽磯部漁業協同組合を訪問
鳥羽磯部漁業協同組合の永富組合長、藤原常務理事は、先のいっせい休漁についての考え方、漁業経営の苦しさについてお話がありました。
その内容は、日本共産党の考え方とほとんど同じといってよいものでした。
政府の支援策につても、「さまざまな条件がついているが、もっと使い勝手の良いものにしてもらいたい」と話されました。
鳥羽商船高等専門学校を訪問
鳥羽商船高等専門学校では、いますすめられている高専の再編について、「場当たり的でなく、海洋国日本の将来をどうするかという観点から政策を出してもらいたい」というお話がありました。
特に、船乗りとしての能力ある人材を育てることの重要性を考えると、帆船での訓練がどんなに重要か、というお話がありました。
また、日本海運が疲弊していては将来がないと指摘され、どのように復興させるかについて一貫した政策が必要だと訴えられました。
鳥羽市の木田久主一市長と懇談
鳥羽市の木田久主一(きだくすいち)市長との懇談では、燃油高騰のもとでの離島定期船への補助を訴えられました。
鳥羽水族館を視察
鳥羽水族館の古田館長にも、お話をお聞きしました。
館長は、スナメリの専門家です。
佐々木議員は、ジュゴンの背中をはじめてさわらせてもらいました。
また、設楽ダム建設で生息が困難になる危険性が指摘されているネコギギもはじめて見ました。
鳥羽商工会議所の訪問
鳥羽商工会議所の吉田会頭から、いまの政治についての率直なご意見と、日本共産党への期待の言葉をいただきました。