東海での活動
【08.05.01】静岡県伊東市メーデーへのメッセージ
2008年5月1日、全国でメーデーが開かれました。
佐々木憲昭議員は、愛知県中央メーデーに参加。静岡県伊東市のメーデーに以下のメッセージを送りました。
リンク【08.05.01】第79回愛知中央メーデーに参加
佐々木憲昭議員のメッセージ
第79回メーデーにあたり、連帯のメッセージをお送りいたします。
まず初めに私は、昨日の国会で、福田内閣と自民・公明の与党が、3分の2の多数の力で、暫定税率を復活させる暴挙に出たことに対し、断固として抗議の意思を表明するものであります。
暫定税率を復活させることは、いったん下がったガソリン価格を大幅に引き上げるものであります。1リットルあたり24.3円のガソリン税を48.6円に倍加する大増税です。しかも、この増税の「暫定」期間を、今後10年間も引き延ばそうとするものです。
いま、貧困と格差が広がり、高齢者をはじめ庶民の暮らしはきわめて深刻となっています。それだけに、ガソリン税を道路にだけにしか使えない暫定税率を廃止し、医療や福祉をはじめ、税収を何にでも使える「一般財源化」にすることは、国民多数の世論です。昨日の暴挙は、まさにこの国民多数の声に対する真っ向からの挑戦であり、断じて許すことはできません。
さて、みなさん。ことしのメーデーは、自・公政治のもとで、暮らしと雇用が破壊され、「ワーキングプア」に象徴される貧困と格差の広がりが、大きな社会問題になるなかで開かれています。
派遣労働の実態を告発し、労働者保護法の必要性を取り上げた日本共産党国会議員団の論戦と、職場・地域での皆さん方のとりくみが、政治と職場を動かし始めました。キヤノン、いすゞなどの大企業が、派遣労働者を直接雇用に切り替えるなど、流れの変化が生まれています。
非人間的な働かせ方をこのまま許しておいていいのでしょうか。当面する生活と、日本経済や社会の未来を守るためにも、ことしのメーデーを、人間らしく働くルールを確立する跳躍台として成功させようではありませんか。
75歳以上になっただけでお年寄りを差別する「後期高齢者医療制度」に対する怒りが噴出しています。4月17日には、名古屋高裁で、イラクへの自衛隊派兵を違憲とする判決が下されました。海外派兵のための恒久法づくりや、「九条」の明文改悪など、改憲勢力の策動にたいし、「憲法を守れ」の世論と運動が前進しています。「九条の会」は、いま全国で7000を超えています。この流れを、さらに太く広くしていきましょう。
たたかえば、政治は動かすことができます。解散・総選挙がいつ行われてもおかしくない状況になってきました。国民的共同をさらに広げ、自民・公明の悪政を変えていこうではありませんか。ご一緒に頑張りましょう。
第79回メーデー 万歳!
2008年5月1日 日本共産党衆議院議員 佐々木憲昭