東海での活動
【08.04.10】愛知県鳴子団地建て替えについてUR都市機構が説明会開催を約束
2008年4月1日、佐々木憲昭議員は、愛知県名古屋市緑区鳴子団地の建て替え問題について質問書を提出、10日にUR都市機構から回答がよせられました。
2007年10月29日の参議院決算委員会において、日本共産党の仁日比聡平議員の質問に対し、冬柴鐵三国土交通大臣は、団地の「どの部分を建て替えるとか、どの部分を改善するとかいうようなことについては、地方公共団体、それから、中の居住者団体等の意見は当然に伺いながら、これを立案しなければならない」と答弁しています。
しかし、鳴子団地の建て替え事業においては、10〜69号棟の建て替え事業計画が示され、56〜59号棟の建て替え工事が始まっているにもかかわらず、居住者からの正式な意見聴取の機会はもうけられていません。ほとんど情報がないまま建て替え工事が進められていく中で、居住者や周辺商店などから不安の声があがっています。
佐々木議員は、居住者や周辺商店などの不安を解消するためにも、国土交通大臣の答弁どおりに、立案段階から住民説明会を開催するなどして、住民からの意見を聞くべきだと要求する質問書を提出しました。
10日になって、(独)UR都市機構から「質問書に対する答弁は、内容が複雑で文書回答は困難」との回答があり、佐々木憲昭事務所では、UR都市機構から聞き取りを行いました。
UR都市機構は、前年12月に「居住者の皆様へ」というチラシを団地掲示板に掲示し、今年1月には同じチラシを全戸に配付したが、問い合わせも少なかったことと、団地に理事会がないため、あえて説明会を開くまでもないと判断していたと説明。今回、質問書をうけて、ここまで住民の方々にご心配をおかけして大変申し訳なく思っているとのべ、説明会は早急に開きたい、概ね6月頃に開催したいと明らかにしました。