東海での活動
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【02.07.14、23】名古屋市「環状2号線予定地」視察と懇談
「環状2号線予定地」を視察
佐々木憲昭議員は、2003年7月14日、名古屋市緑区の「環状2号線予定地」を視察しました。
向かって左から成田さん、私、柳田さえ子県議予定候補、鈴村市議、かとう典子市議予定候補
環状2号線計画は、いまから40年ほど前の「高度成長」期に計画がつくられたものです。その巨大な道路計画だけは、いまだにまったく変わっておらず、行政側は強行することに固執しています。これが強行されたら、周辺の生活環境は騒音や有害な窒素ガスなどで破壊され、健康で静かな暮らしを求める人々の基本的な権利が侵害されます。
有松の古い街並み、屋敷の前で
これが強行されたら、周辺の生活環境は騒音や有害な窒素ガスなどで破壊され、健康で静かな暮らしを求める人々の基本的な権利が侵害されます。
さらに「有松区画整理事業」の現場と有松駅前の「再開発ビル」を視察しました。
建設が途中でストップした駅前再開発ビル
この巨大な「再開発ビル」は、もともと無謀な計画だった上に、テナントとして見込んでいたマイカルが倒産したため、建設の途中で完全にストップし、幽霊屋敷のような異様な姿をさらけ出しています。
このビルを現状のまま(建設途中)で維持するために、大変な経費がかかります。鈴村市議の話では、3年間で4億円以上の経費が必要だといいます。
「名古屋東南部環状2号線懇談会」のみなさんと懇談
7月23日には、国会内で「名古屋東南部環状2号線懇談会」の方々と懇談しました。
佐々木憲昭議員は、道路計画を立てたときといまでは、まったく地域の状況が一変していること、そのうえ有松駅前の再開発の失敗と600年の歴史を持つ古いまち並みを破壊する問題点などについて話し、ともに頑張る決意を表明しました。
懇談会のみなさんは、この日、国土交通省と交渉し、瀬古由起子衆院議員が同席しました。