憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【05.12.04】視覚障害者の財務副大臣交渉民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2005年12月4日
全視協(全日本視覚障害者協議会)の会員の皆さんとごいっしょに、財務副大臣への要請をおこないました。――「紙幣については、視覚障害者にも瞬時に識別できるものにして下さい」と訴えるためです。
「領収書とお札を間違えた」とか「買い物で5000円札と思って出したら2000円だった」などの切実な実態も紹介されました。2000円札と新旧5000円札は、幅がいっしょで長さは、わずか1ミリしか違わないからです。区別がつかないので、「評判が悪い2000円札の流通を中止してほしい」という強い要請がありました。
財務副大臣も、認識を新たにした様子でした。
金融のバリアフリーを実現する。――これは、私が一貫して追求してきたテーマです。障害者が利用しやすいATMの設置もそのひとつ。これも、世論と運動の力で少しずつ前進しています。
これからも、微力ではありますが力を尽くして頑張る決意です。