憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【05.07.03】酒気帯で民・自が懲罰動議を乱発民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2005年7月3日
国会の会期延長を強行した衆院本会議に、自民、民主、公明の議員が酒気を帯びて出席した問題で、自民党と民主党の間で懲罰動議を乱発しあうという異常な事態になっています。
問題の衆議院本会議は、昼の会議で議運委員長解任決議案を処理した後、いったん休憩に入り、夜の8時50分に再開されました。その本会議と本会議のあいだの休憩時間帯に、日本経団連のパーティーがあったのです。
そこに招待されていた自民党、民主党、公明党の多くの議員が飲酒をしたとみられます。私は、隣の公明党議員に確かめたら「飲んでる」と認めました。
財界主導の「二大政党制づくり」のなかですすむ国会の“オール与党化”は、低調な論戦と議員のモラル低下をもたらしました。――「酒気帯び本会議」も「懲罰乱発」も、そのあらわれです。
財界と腐れ縁のない日本共産党の存在が、ずっしりと重みをましています。