憲昭からの発信
憲昭からの発信 − メディアでの憲昭
銀行の手数料についての特集記事に佐々木議員のコメント
銀行は高いだけの貸し金庫に? 両替にまで手数料とられ
「毎日新聞」『生活・家庭欄 はてなの玉手箱』2005年1月16日
銀行の手数料について「両替にまで手数料取られ―複数行ハシゴで自己防衛」「銀行は高いだけの貸し金庫に?」という見出しの特集記事が載りました。
両替手数料を取る銀行が増えただけではありません。その手数料が、どんどん値上げされていることです。
たとえば、旧1万円札を新万円札に交換するときも、51枚以上なら手数料をとられます。
この記事では、「国会で何度も手数料問題を取り上げた佐々木憲昭衆議院議員(共産党)」と紹介され、以下のコメントが掲載されました。
――「不良債権処理を進めつつ、収益向上を迫る金融庁の指導が招いた結果です」。
――「庶民からお金を集め、それを企業や個人に貸して利益を出すのが銀行の本業だった。ところが不良債権処理や不況でもうけが増えないので、無料だったサービスからも手数料を取るようになったのです」。
――「一方的に手数料を決められ、大多数の利用者は従うしかない。銀行が公共性の高い機関であることをやめ、ただ高いだけの貸し金庫になっている」。
最近は、自衛手段として「手数料がかからないよう複数の銀行をはしごしてます」(商店の女性)という人もあります。
どうすれば余計な出費を抑えられるのでしょうか。
「今のところ、金庫代わりに使うだけなら、土日でも無料でATMを使える郵便局がお勧め。両替も無料」というマネーライターの言葉が紹介されています。
でも根本的には、収益性向上のみを最優先させる金融庁の指導を転換させること、そして銀行の公共性をきちんと取り戻すことが必要ではないでしょうか。