憲昭からの発信
憲昭からの発信 − 寄稿文
【04.12.19】タブーを恐れない民報
「愛知民報」『ともに歩む』
2004年12月19日
先日、労働会館ホールで「食肉不正事件報告会」が開かれ、私も報告者の1人として参加しました。
報告者は、「しんぶん赤旗」(日曜版)の三浦誠記者、林のぶとし前愛知県議、村瀬たつじ名古屋市議、長谷川一裕弁護士、加藤光則清洲町議、それに私です。
これまでタブーとされてきた「解同」とその系列企業による食肉利権・偽装・不正事件が、つぎつぎと告発されました。
三浦記者は、取材の体験を踏まえたフジチク食肉不正事件について報告しました。林前県議は、高度化融資や補助金交付など、愛食への公金投入と行政・政治家との癒着問題について話しました。村瀬市議は、名食の牛肉買い上げ申請、愛食の卸売り業務利権買い取り、政治献金疑惑など姿勢をめぐる問題について報告しました。
さらに、長谷川弁護士は名古屋市新南陽工場の建設事業にかかわる談合汚職事件について、加藤町議は、「解同」とは何か、今日の同和問題をどう見るかなどについて報告しました。
私は、BSE対策事業をめぐる利権構造と鈴木ムネオ問題についてお話をさせていただきました。
この報告会を通じて、タブーを恐れず真相を解明できるのは、ただひとつ清潔な日本共産党しかないということが、浮き彫りになりました。問題は、この事実をどれだけ多くの方々に知っていただくことができるかです。
「しんぶん赤旗」の読者を増やしてこそ、国民のなかに真実が伝わっていきます。私も読者拡大のため、師走の木枯らしのなか皆さんといっしょに走り回っています。