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憲昭からの発信

憲昭からの発信 − 寄稿文

【04.03.21】「監督不行き届き」とは民報

「愛知民報」『ともに歩む』
2004年3月21日


 秘書給与詐取疑惑で逮捕された民主党の佐藤観樹前議員は、記者会見で「実際には第2秘書の給与がほとんど全額、私の事務所で使われていたことについては、私の監督不行き届き」だとのべました。
 これは、公設第2秘書の給与が秘書本人に渡らず、流用されていたことを認め謝罪したものですが、どうも釈然としませんね。2月に詐欺で有罪が確定した社民党の辻元清美元衆院議員とほとんど同じケースです。
 佐藤氏は、1993年、細川内閣に社会党から自治大臣として入閣しました。政治資金の所管大臣をした経歴からも、ことの重大性を十分認識していたに違いありません。むしろ、いっそう悪質ではないでしょうか。
 民主党は、この間、衆議院議員3人の運動員が公選法違反で起訴された事件や、学歴詐称で除籍された古賀潤一郎衆院議員の問題などの不祥事が相次いでいます。
 自民党は、経団連からの献金について「堂々と使わせていただく」(小泉首相)と開き直っています。あきれてしまいました。
 日本共産党だけが、企業団体献金も、政党助成金も受け取らず、献金は個人に限るという立場を貫いて国民のために頑張っている。――もはや、誰が見ても明らかです。

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