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第554号☆4月27日 先週も奮戦しました!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2014/4/27 第554号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 こんばんは。佐々木憲昭です。晴れて暖かい日が続いており、連休も始まりました。皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか。
 私はこの1週間、議運理事会や本会議、それに財務金融委員会の地域金融に関する調査と質問などに取り組みました。

 財務金融委員会では、21日(水)に茨城県水戸市を訪問し、最初に中小企業関係者との意見交換を行いました。融資を受ける中小企業の方々から「銀行は余裕のある会社には足しげく来るが苦しいところには来ない」「銀行によっては、なかなか貸してくれないところがある」というお話がありました。末端まで資金が回っていないことを示しています。

 地銀、信金・信組など地域密着型の金融機関からも、融資の実情をお聞きしました。金融機関の側から言えば「貸せと言われても、どこに貸せばいいのか。資金需要がない」というお話が印象的でした。銀行の側から言わせると、貸し出せと言われても、資金需要がないのに、危ないところには貸し出せないというのが本音なのでしょう。

 旅館業の社長さんの話では、「旅館というのは設備産業です。しかし、いまは借りやすくなったけれども、消費税で客が遠のいたり従業員の給料などを考えると、設備投資にはあまりお金はかけられない」ということでした。

 その後、納豆やさんの天狗納豆総本店で実状をお聞きしました。納豆を生産している現場では、藁(わら)納豆をつくっているところを視察しました。社長さんの話では、原料の大豆は9割方輸入で円安で上がっているが、小売価格はなかなか上がらない」ということです。また、遺伝子組み換えは使っていないため、その分コストアップになっているそうです。
 市内の商店街では、和装小物店でお客さんのお話を聞きました。「はじめ8%なんて大したことないと思っていたらたいへん!首が絞まっちゃいますよ」と言ってました。

 この調査を踏まえ、23日(水)に麻生財務大臣と黒田日銀総裁に質問をしました。需要がないところに、異次元の金融緩和をいくらやってもうまくいかないことは明らかです。質問の内容は、フェイスブックやホームページをご覧下さい。

 25日(金)の衆院本会議でのことです。日本共産党の塩川議員が地方自治法案への反対討論を行うために登壇したとき、自民席から「委員会で充分やったろう!」と大声のヤジ。「もうやるな」と言わんばかりのヤジに、私も「何を言うか」と大声を出してしまいました。野党席からも一斉に抗議の声が起こりました。
 ほんらい議会は言論の府であり、賛否の態度を明らかにする討論は、そのための大切な機会です。だからこそ議運で、討論を行うことについて自民党を含め各党が合意して決めたのです。それを頭から否定するヤジは、あまりにも異常です。ヤジの主は、都議経験者の大西英男衆議院議員でした。この人は、汚ないヤジで有名だったそうです。――私は、ツイッターでこの議員を「O氏」と書いたところ「佐々木さん、実名出したったらよろしいねん」という書き込みがありましたので、実名を出すことにしました。

 本会議場で、私は自民党の議運理事席に駆け寄り「あのヤジは酷すぎる」と抗議したところ、「その通りだ。申し訳ない」「議運理事会で謝罪する」との言葉がありました。こういう下劣なヤジが飛び出すのは、自民党の新人議員の質がいかに劣化しているかを示すものです。
 もちろんヤジにもいろいろあり、応援のヤジ、批判のヤジなどもあります。なかには「なるほどうまいことを言う」というヤジも、たまにはあります。しかし今回の「事件」は、あまりにも常軌を逸していました。「不当なものは不当」と毅然とした姿勢で臨むことが大切だと改めて思いました。

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