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　 日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--*　憲 昭 ｅ た よ り　*--*--*--* 2014/2/2　第543号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

　みなさん、こんばんは。佐々木憲昭です。
　少し春めいた感じがしてきましたね。日中は、暖かいときもあります。でも、あの厳冬期に比べればの話ですが。梅の花も咲き始めました。これから、もう一度、二度、三度と寒い時期をくぐり抜けながら、春に向かっていくのでしょう。

　私は明日、予算委員会で質問することになりました。それにそなえ、いまは大車輪で準備中です。−−時間は、15時30分から16時15分までの45分間。質疑は、ＮＨＫでも放送されますので、ぜひご覧下さい。みなさんの応援をよろしくお願い致します。
　質問の柱は、次の通りです。（1）復興特別増税−−庶民に増税・大企業に減税、（2）法人税減税が賃上げにつながるか、（3）サラリーマンは物価上昇と消費税大増税に賃上げが追いつかない、（4）中小企業は消費税を転嫁できない、（5）高齢者の家計はさらに大変。…等々。

　東京都知事選挙は、この次の日曜日（2月9日）が投票日です。終盤に向かって各候補者が激しい政策論争を展開しています。
　ところで1月31日（金）のことですが、いつものように、原発に反対する官邸前の抗議行動がおこなわれていました。そこに脱原発を政策に掲げる2人の都知事候補者、細川護煕元総理大臣と、宇都宮けんじ元日本弁護士連合会会長が来たそうです。

　宇都宮さんは、他の参加者とおなじように官邸前の舞台に登りマイクを持って、普段通り話したようです。ところが、次に司会者に指名された細川さんは、舞台に上がらずマイクなしで肉声で何かを話しました。参加者たちに、ほとんど聞こえなかったそうです。
　ツイッターでは、また、参加者から「聞こえない！」「それじゃあここでやる意味がない！」「今、一生懸命しゃべってるんだから、ちゃんと聞いてくれよ！」などの声が飛んだと書かれていました。また、「細川選対を名乗る人が、細川さんは、市民の方々と話してはいけない、マイクは持たせないと言ってます。主催者もビックリ」とも。
　私は思わず「えっ！なぜでしょう？」と、ツイッターでつぶやいてしまいました。

　細川さんのＨＰには「法律に基づき、国会周辺及び空港周辺では街頭宣伝車は使用できないことになっています。それを踏まえ、細川選挙事務所としては、国会前での選挙活動を控えさせていただく判断をさせていただきました」と書かれています。
　ジャーナリストの岩上安身さん（@iwakamiyasumi　on Twitter）が取材したところ、細川選対では「そもそも国会周辺は本来街宣ができないエリアに入っている。そこでやってしまうと公選法違反になるため、本来であれば選挙違反になります。」と答えたそうです。

　岩上さんが、宇都宮選対に取材を申し込んだところ、熊谷事務局長代行が取材に応じました。
　熊谷氏は「国会周辺での街宣活動と公選法とは関係がありません。が、そもそも、宇都宮はあの場で選挙の話をしていません。原発と再稼働に反対し、安倍政権を批判しただけです。都知事選について話題にしていませんし、投票も呼びかけていません。タスキもかけていない。公選法上、まったく問題ありません」と答えたそうです。

　さらに、「宇都宮は、1月24日の秘密保護法に対する国会包囲の抗議行動にも参加していますが、その時点で我々は公選法に詳しい弁護士を交えて公選法との関係について検討をしています。そもそも、我々は政治活動を自主規制していくような姿勢には反対で、公選法の枠内にあって、最大限、言論と表現の自由を押し広げていくべきだと思っています」とも答えています。
　そのうえで「細川さんは、池上彰さんのインタビューに答えて、金曜日官邸前抗議行動を批判しています。であれば、なぜそこにいったのかな、と思います」。

　まことに明快な説明ですね。−−それはそれとして、私は明日の質問に、集中、集中っと！！(o^^o)

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