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　 日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--*　憲 昭 ｅ た よ り　*--*--*--* 2014/1/19　第541号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

　みなさん、こんばんは。佐々木憲昭です。

　先ほどのニュースで、名護市長選挙の結果、現職の稲嶺進さんの2期目の当選が伝えられました。ほんとうに良かったですね。
　自民推薦の候補との一騎打ちを制し、米軍基地の辺野古移転に明確な「ノー」の審判を下したのです。この結果を受け、政府は辺野古への新基地建設を断念すべきです。普天間基地は、直ちに無条件で撤去すべきです。

　この勢いで、東京都知事選挙でも自民・公明の候補者と正面から対決し、宇都宮健児さんの勝利を勝ち取りたいものです。
　ところで「脱原発」の候補者を一本化すべきだという話がありますが、細川護煕元首相が本当に「脱原発」の立場と言えるのでしょうか。
　14日に「脱原発」に関する公約案が判明したと報道された内容によると、原発については「即時ゼロ」ではなく、徐々に依存度を減らす方針なのだそうです。安倍首相も、14日のエチオピアでの記者会見で「原発依存度を、可能なかぎり低減させていくのは、わたしたちの方針でもあります」とのべています。
　細川氏と安倍総理の立場は、どこが違うのでしょうか？ ほとんど同じではありませんか。両者とも、将来は依存度を減らすといいながら、当面は原発に依存するという立場ではないでしょうか。
　だから細川氏は、東電柏崎刈羽原発の再稼働については、「反対」と言わず「慎重に検討している」と答えたのです。
　いま、日本の原発は稼働ゼロです。それでも電力は普通に供給されています。自然・再生エネルギーの開発を進めながら、原発の再稼働を許さず、永久停止・廃炉へと進むことが、真の「脱原発」であり「即時ゼロ」への道です！

　宇都宮さんが、候補者一本化に対してどのような考えをお持ちか、この動画を見ると、大変よくわかります。情熱を込めて語っています。
　→ http://www.youtube.com/watch?v=qg0E0pvHSus

　これまで宇都宮健児さんが、多重債務者をなくすため、どれほど苦労をしてきたか、サラ金規制法を実現するたたかいをどんなに粘り強く進めたか、貧困をなくすためにどれほど奔走してきたか、私は良く知っています。都知事として期待できるのは、宇都宮さんしかいません。
　宇都宮健児さんが、弱者のために、敢然とそして飄々とたたかう力がどこから出てくるか。自らの挫折を乗り越え、ヤミ金とたたかう弁護士として成長していく姿が、NHK「プロフェッショナル　仕事の流儀」でも紹介されています。　
　→ http://www.nhk.or.jp/professional/2006/0207/

　それにしても、今日も寒かったですね。みなさんのところでは、いかがでしょう。寒さが緩む兆しはまだまだありませんね。
　今日私は、三重県の津市で朝を迎えました。午前中を中心に、雪が降るなか4人の市会議員候補の応援をしました。冷たい風が吹き、雪が舞う、津としては珍しい天候です。

　豊田みつはる候補とは、宣伝カーの上から訴えました。豊田さんは、年間500件の生活相談を受け、誠実に対応してきました。5期目の挑戦です。
　藤本ともこ候補は、安濃町会議員4期、津市議会議員2期つとめたためされずみの候補です。大きなボタン雪が降るなかで街頭から訴えました。
　長谷川ゆきこ候補の出発式は、事務所内でおこなわれ、たくさんの方々が詰めかけてくださいました。
　中川たみひで候補は、衆院選、参院選にも出たことのある頼りがいある候補です。私も参加し、出発式で挨拶をしました。

　通常国会の召集日（24日）まで、あと5日に迫りました。
　安倍総理は先日、24日に召集する通常国会について「経済の好循環と収入アップを実現する『好循環実現国会』としたい」と述べました。でも、やっていることは、消費者物価の前年比2%引き上げであり、消費税率8%への増税であり、医療・介護の負担増と年金の引き下げです。
　いったいどこに「収入アップ」策があるのでしょう。アベノミクスがバラ色に描いても、現実の国民生活は、全体として収入の減少と物価上昇のもとで、次第に圧迫されているのです。
　いまこそ、暮らしに軸足を置いた政策への転換が求められます。私も、国会論戦の先頭に立って頑張る決意です。

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