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　 日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--*　憲 昭 ｅ た よ り　*--*--*--* 2013/5/19　第515号
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　◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

　メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
　清々しい日々が続いてますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。時折、雨も降りますが、農作物や草花には必要な潤いですね。今日の東海・関東地方は午前中から日中にかけて青空が見えていましたが、次第に曇りのち雨となりました。

　政治の世界では、安倍内閣が外交面で行き詰まりを見せているのが、大きな特徴です。4人の閣僚の靖国参拝、安倍総理の「村山談話」見直しの動きに対して韓国や中国を始めアジア諸国から厳しい批判を受ける事態となっています。
　安倍総理は「侵略の定義は定まっていない」と事実に反する発言をしましたが、それを撤回していません。「村山談話」の核心は「国策を誤り」「植民地支配と侵略」をおこなったという部分です。安倍総理は、これを明示的に引き継ぐとは絶対に言わないのです。これはまったく許し難いものであり、この姿勢を続けるなら世界から孤立するとしか言いようがありません。

　そのうえこの1週間、世間をさわがせたのは、日本維新の会代表で大阪市長の橋下徹氏の発言でした。「慰安婦制度は必要だった」「沖縄の米軍に風俗業の活用を勧める」などの発言は、女性をモノ扱いするだけでなく男性をおとしめ人間の尊厳を真っ向から踏みにじる妄言としか言いようがありません。彼の人権意識の欠如、真っ当な人間感覚の欠落を意味しています。――しかも彼は、国民からの厳しい批判に対して“何が悪い”と言わんばかりに開き直り、ツイッターで機関銃のように同様の発言を連日繰り返したのです。まったく、あきれてモノも言えません。
　あまりにも批判がきついため、橋下氏は「党に迷惑をかけた」「国際感覚が不足していた」などと言っているようですが、これまでの発言については、撤回する姿勢はまったくありません。
　「琉球新報」（5月18日付）「社説」は、このように書きました。――「海兵隊の猛者の性的エネルギーをコントロール」するはけ口として、生身の女性をあてがおうとする発想そのものがおぞましいのだ。「あてがわれる」立場に自分が置かれたら、と想像してみるがいい。橋下氏は、そんな最低限の想像力も持ち合わせていないのだろうか。その欠如は許し難い。しかも彼は、自らの沖縄への差別的まなざしにも気付いていない。在沖米軍に言うからには、あてがう場所は沖縄が前提だろう。そのような施設を、自らの足元の大阪市にも置けるのか。橋下氏の持論はそもそもの前提が間違っている。風俗がなければ性暴力が発生するというのか。典型的な「強姦神話」であり、前世紀の遺物的発想そのものだ。――たいへん手厳しく、押さえがたい怒りが伝わってきます。

　先週、私は、倫理選挙特別委員会や4委員会の連合審査会で、連続して質問に立ちました。その内容は、私のホームページやフェイスブックなどでご覧下さい。
　今週も、21日（火曜）には倫理選挙特別委員会、財務金融委員会でそれぞれ質問、22日（水曜）には財務金融委員会で参考人質疑、24日（金曜）は財務金融委員会で質問というように、計4回の質問が待っています。――明日からも大車輪の毎日が続きます。

≪日々の奮戦記はこちらから≫
【13.05.18】愛知県でデフレ不況からの脱却を考える懇談会
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【13.05.17】障がい者が識別しやすい紙幣、利用しやすい金融機関を目指して
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130517-224835.html
【13.05.16】連合審査会で「路線バスを守るため消費税増税の中止を」と主張
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