メールマガジンバックナンバー
第461号☆2月19日 明日から濃密な一週間、全力を尽くします!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/2/19 第461号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
寒さが緩む兆しは、まだ、ほとんどありません。しかし、各地から梅のたよりが伝えられ“梅まつり”も始まっているようです。
すぐそこまで春が来ているというのに、国会議事堂の冷たさはどうでしょう。――消費税大増税をめぐる攻防は、これからいよいよ本番を迎えようとしています。
先週の金曜日(17日)に、野田内閣は「社会保障・税一体改革」の「大綱」を閣議決定しました。「大綱」というのは、法案化するためのものです。ところが、これは、1月に閣議報告された「一体改革・素案」をそのまま「大綱」にしたものだったのです。消費税の大増税も社会保障の改悪も、そのままです。
消費税を10%に引き上げて国民のふところから、新たに13兆5千億円も取りあげながら、その一方で、社会保障の「改善」には、わずか5分の1の2兆7千億円しか回さない。これが政府の説明です。ところが、それを帳消しにする改悪のメニューが並んでおり、物価スライドなどを理由とする年金の削減、医療の窓口負担の増加、介護保険利用料の負担増、子ども手当の削減――これだけで2兆5千億円になるのです。
この「改悪」で、野田内閣の言う「改善」部分は完全に吹き飛びます。それだけではありません。年金の支給開始年令を68才、70才に先伸ばしすることが実行に移されたら、さらに6兆円から10兆円の支給削減になります。……このカラクリは、10日の志位委員長の質問で明らかになったばかりです。
政府内でも、亀裂が広がりつつあります。――連立与党の国民新党は、「大綱」の閣議決定に賛成しました。しかし、前回の総選挙で、国民新党は「消費税増税反対」をマニフェストに掲げていたのです。消費税増税を含む「大綱」の閣議決定になぜ賛成したのでしょうか。国民新党の亀井亜紀子政調会長は、苦しい言い訳をしています。
今日のNHK討論会で、「『実現不可能なので黙認しろ』という代表の大局的な判断だ。民主党執行部が(国民新党の)意見を聞かずに突っ走った」と述べたのです。閣議決定に「黙認」という態度はありません。提案に「反対」か「賛成」かしかないのです。いまは、「黙認」などといって「賛成」しながら、法案になったら「反対する」とでもいうのでしょうか。まことに支離滅裂です。
今週、私は3回質問する予定です。まず、火曜日(21日)に本会議での代表質問があります。予算関連税制についての質問です。水曜日(22日)には、予算委員会で「社会保障・税一体改革」についての集中審議で質問します。これは、NHKでテレビの実況中継があります。そのうえで、金曜日(24日)は財務金融委員会が開かれ、質問しなければなりません。――濃密な一週間ですが、全力を尽くす決意です。
◇◆今週の「奮戦記」より◆◇
党愛知県委員会の総決起集会で決意表明
(「奮戦記」12.02.19より)
日本共産党愛知県委員会と後援会が、総選挙勝利・全県決起集会を開き、日本共産党中央の大幡基夫選対局長が報告しました。大幡氏は、今年は党創立90周年の記念すべき年。総選挙で必ず躍進を勝ち取ろうと訴えました。
かわえ明美・東海ブロック予定候補、井上哲士参議院議員、そして私が決意表明をおこないました。私は、「1996年の総選挙以来15年間、歴代10人の総理大臣と直接論戦してきましたが、野田総理は当たり前のような顔をして、国民にとって最悪の政策を強行しようとしている。絶対に阻止しなければならない」と訴えました。
岩中正巳県委員長は、「6月解散・総選挙」を最大のヤマ場と想定して、逆算で勝利の諸課題をやり抜こうと呼びかけました。
≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.02.19】党愛知県委員会の総決起集会で決意表明
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120219-195300.html
【12.02.17】国民大運動実行委委員会総会で国政報告
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120217-143219.html
【12.02.15】消費税増税反対、雇用と権利守る国会請願デモを激励
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120215-152142.html
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