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第185号☆11月17日 今週の国会は異常な事態!来週も気を引き締めなければ

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
..。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。.2006/11/17 第185号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
 ……と言っても、お届けする時間が深夜になってしまいました。まことに申し訳ありません。

 今日は、朝9:15に国対に出席、9:30-12:00サラ金問題で財金委の視察、13:20-13:30財金委の理事会、13:30-16:30財金委の参考人質疑(16:10-16:30佐々木質問)、19:00-20:00視覚障害団体メンバーと懇談、20:00-21:00国会請願デモの激励……ということで、今日の奮戦記を書き、そしていま、夜の12時をすぎて、ようやくメルマガを書く時間が出来ました。

 今週の国会は、まことに異常な事態となりました。教育基本法特別委員会で教育基本法改悪案の強行採決を与党単独でおこなったからです。この採決は、中央公聴会が始まる前に、与野党の合意なしに与党だけで勝手に日程を決め、与党だけの締め括り質問をおこない、15日(水)午後5時に強行されました。
 ほんらい中央公聴会というのは、公述人の皆さんのご意見をお聞きし、その後の質疑に生かしていくためのものです。その日の打ちに質疑を打ち切って採決するのは、公述人に対して、たいへん無礼なやり方です。

 野党側は、法案提出者の資格にかかわる問題として、この間、タウンミーティングの「やらせ」質問、高校の未履修問題、いじめ自殺問題などについて、文部科学省の関与と責任を明らかにしながら、徹底審議が必要だと主張してきました。これらの問題で、政府・与党からは、まともな対策は何も示されていません。
 それなのに、次の日、16日(木)に衆院本会議を開き与党単独で可決し、参院に送付してしまいました。憲法に準ずるほどの大切な法案なのに、このような一方的な扱いをするとは、ほんとうに腹が立ちますね。

 私の所属している財務金融委員会では、サラ金を規制するための法案質疑がおこなわれており、今日は参考人への質問をおこないました。詳しい内容は、今日の「奮戦記」をご覧下さい。
 来週から、教育基本法改悪案をめぐって、どのような国会になるでしょうか。――いっそう気を引き締めて臨まなければなりません。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●尾身大臣「現役より高齢者の税負担が重い」と認める
                   (11月11付「奮戦記」より)

 財務金融委員会での質疑で、私は、高齢者の年金課税強化問題を尾身財務大臣にただしました。尾身財務大臣は、これまで年収約380万円の高齢者世帯と現役世帯の税負担について、「給与世帯の方が、年金世帯よりもはるかに大きい負担になる」と述べ、高齢者への負担増を当然視してきました。しかし、質疑のなかで、私が「高齢世帯の増税額は現役世帯の増税額の2倍になるのではないか」とただしたところ、尾身財務大臣は「数字はその通りだ」と認めたのです。これまでの尾身大臣の答弁には誤魔化しがありました。
 尾身大臣が示していた試算は、年金世帯の収入380万円の内訳が、夫が300万円妻が79.2万円の年金収入を前提として計算していました。
 ところが、現役世帯のばあいは、妻の収入がゼロで、年収がすべて夫の分で380万円の年収になっていたのです。これは、資産の前提が同一ではありません。年収300万円と380万円を比較すれば、380万円の方が税金が重くなるのは当たり前ではありませんか。どうみても適正な比較とは言えません。
 尾身財務大臣は、私の追及で、これまでの試算が異なる前提条件の下での試算であったことを認め、その上で、夫の年収300万円、妻の年収79.2万円とした両世帯の試算を示しました。それによると、年金世帯では2007年度の税負担の合計が14万1000円(増税額13万7000円)となり、給与世帯は、同13万8000円(同5万8700円)となり、「年金世帯の方が税負担が多く」(尾身財務相)なります。
 高齢者に負担を押しつけるための、こんな“国民だまし”は絶対にやめてもらいたいものです。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2006.11.17】●衆院財金委で参考人質疑―サラ金業界の代表に質問
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061117-181920.html
 【2006.11.16】●与党単独の強行採決に抗議する4野党議員の集会
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061116-143427.html
 【2006.11.15】●教育基本法改悪の委員会強行採決に断固抗議する!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061115-210552.html
 【2006.11.14】●終日、財金委の理事会協議――明日、質問します
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061114-191509.html
 【2006.11.13】●教育基本法改悪案の“採決強行”を許してはならない
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061113-232054.html
 【2006.11.12】●愛知赤旗まつりに8000人。桑名市の市議選挙を応援!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061112-213456.html
 【2006.11.11】●尾身大臣「現役より高齢者の税負担が重い」と認める
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061111-205506.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、11月24日(金)発行予定です。

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