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第181号☆10月20日 今週、高金利の引下げをもとめる集会などに出席
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2006/10/20 第181号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
臨時国会がはじまって約1ヵ月。――本格的な論戦がおこなわれるなかで、多くの方々が要請に来られ議事堂には活気があふれています。――その形式も、デモ、パレード、集会、懇談、交渉、請願、等々さまざまです。……国民の声を国政に反映させる努力は、政治を国民の手に取り戻すために必要です。
今週、私は、高金利の引下げをもとめるパレード、集会、懇談などに出席する機会がありました。なかでも、日本弁護士連合会などが主催する「特例高金利と利息制限法改悪反対」のパレードと集会が印象的でした。
いま、この問題では「特例」などの抜け道を認めるかどうかが、たいへん大きなせめぎ合いの的となっています。
じつは、金融庁内部の「貸金業制度等に関する懇談会」では、この7〜8月の時点では抜け穴となる「特例」を認める発言はまったくありませんでした。金融担当大臣も「“特例”を認めれば、それは“特例”でなくなる」と述べ、否定的だったのです。
ところが9月に発表された自民党の法案骨子には、なんと一定期間、高金利を維持するという「特例」だけでなく、恒久的な「利息制限法の改悪」まで盛り込まれました。“だまし討ち”みたいなものですね。
17日(火)に、衆議院第2議員会館でひらかれた院内集会には、それに批判的な加藤紘一議員、後藤田正純議員をはじめ4人の自民党衆議院議員が参加したのです。後藤田さんは、この問題をめぐって金融担当政務官を辞職した「気骨」ある議員としてマスコミからも注目されていました。同時に、それを支える自民党内の議員もいることが分かりました。世論と運動が与党まで動かしはじめているのです。
思い起こせば、私がはじめて当選させていただいたときの所属は、大蔵委員会でした。そこで高金利規制がテーマとなりました。日本共産党は、グレーゾーンをなくし利息制限法への金利引き下げの法案を提案し、私が答弁に立ったこともありました。当時、日本共産党は衆議院に26議席ありましたので、それができたのです。
そのときの提案は日の目を見なかったのですが、いまでは、グレーゾーンをなくし利息制限法に一本化することは、大きな世論となり政治を動かしています。
17日のパレードと集会、19日の党国会議員団による街頭宣伝での私の訴えは、ビデオメッセージになっています。以下のページからご覧ください。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/video/video-010.html
→ http://www.sasaki-kensho.jp/video/video-011.html
自民党の法案骨子にもとづく正式の法案は、まだ提出されていません。来週は、委員会で大臣の所信を聞くことになっています。その後、どのように審議をすすめるか、理事会での議論となるでしょう。――今後とも、力を尽くすつもりです。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●庶民に負担増、大企業に減税が「アベノミクス」なのか!
(10月14日付「奮戦記」より)
安倍政権発足後はじめて経済財政諮問会議が開かれ、大企業の競争力を強めるため「企業減税をさらに検討する」ことが決められたそうです。その理由は、大企業の法人税負担が欧米とは同水準だが「アジアの新興諸国よりは高いから」だというのです。まったく勝手な理屈ですね。
すでに政府は、減価償却制度の見直しで6000億円もの減税を行おうとしており、財界は、そのうえさらに大幅な法人税の減税を求めているのです。大企業はいま、バブル時代をはるかに超えた“空前の利益”をあげています。これ以上の減税は、まったく必要ありません。
いったいその財源は、誰が負担するのでしょうか? 庶民が負担するのです。現に、定率減税の廃止など所得税増税が強行され、年金、介護、医療の負担を増やし、高齢者や障害者など弱い者への耐え難い負担となっています。
経済財政諮問会議には、日本経団連会長の御手洗冨士夫氏(キヤノン)や経済同友会政治委員長の丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事会長)など、財界代表が直接乗り込んでいます。そこで、自分たちにとって都合のよい減税をお手盛りで決め、国民には耐え難い負担を押しつける……。これが、中川秀直自民党幹事長のいう安倍内閣の経済政策=「アベノミクス」なのでしょうか。
こんなやり方を、国民が受け入れるはずがありません。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2006.10.20】●衆議院神奈川16区補選応援。じん肺キャラバン激励
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061020-223036.html
【2006.10.19】●サラ金の暴利を許さない―党国会議員団が街頭宣伝
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061019-214810.html
【2006.10.18】●岐阜県の方々とともに政府への要請をおこないました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061018-171121.html
【2006.10.17】●高金利引下げパレードを激励し院内集会に参加しました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061017-132048.html
【2006.10.16】●高金利引下げで全国青年司法書士協議会の方々と懇談
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061016-220224.html
【2006.10.15】●三重県亀山市の市会議員選挙の党公認候補を応援
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061015-210027.html
【2006.10.14】●庶民に負担増、大企業に減税が「アベノミクス」なのか!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/061014-202605.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html
◎「憲昭eたより」の次号は、10月27日(金)発行予定です。
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