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メールマガジンバックナンバー

第177号☆9月22日 明朝5時からCBCラジオにインタビュー出演

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
.。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2006/9/22 第177号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
 議事堂とその周辺は、あわただしくなってきました。自民党の総裁に安倍晋三さんが選出され、臨時国会のあり方をめぐって与野党の攻防が始まっているからです。

 与党側は、9月26日から81日間(12月15日まで)の会期を提案、教育基本法改悪案を最優先課題と位置づけています。これを許すかどうかが、大きな焦点となっています。
 日本共産党は、教育基本法の改悪に断固反対を表明し廃案を目指しています。そして、「憲法と同じように大事なもの。だから、十分時間をとってじっくり審議をすべきだ」と主張しています。
 民主党は、自民党より“右寄り”の教育基本法案を出していますが、この党の対応がおもしろい。……「教育基本法案をこの国会で“採決しない”というなら81日間の会期に応じてもいい。しかし、採決するなら反対だ」というのです。なるほど、中身は別として“採決しない”という一点では、一致できますね。

 ところで、いま、いちばんソワソワしているのが自民党の議員たちです。
 ちょうど、総裁選挙のあった9月20日(水)の昼ごろ、私は、議員会館地下の食堂で食事をとろうと7階からエレベーターに乗り込みました。途中で、4〜5人の自民党議員がドカドカと乗り込んできたのです。これからおこなわれる自民党の議員総会に出席するためでしょう。みんな、「さあいくぞ」という雰囲気でした。
 私も皆に「やぁどうも」と挨拶。テレビの小泉ドラマに出ていた人もいましたので、ひとしきりその話になりました。その議員のなかに、耐震偽装事件で業者と癒着して問題になったI議員もいました。彼も、ニコニコして何か話しかけようとしてきたので、私は「この人は、はじめはいい人だと思ったんだが、いまは犬猿の仲なんだ」というと、みんなクスクスと笑っていました。

 さて、総裁選挙が終わって、自民党では何が焦点になっているか。ズバリ“人事”です。まず、総裁に選出された安倍さんが、幹事長や政審会長などに誰を指名するか。25日に党幹部の人事が決まると、次の日、26日に召集された国会で「首班指名」がおこなわれ、直ちに組閣となります。――いま、自民党の国会議員は「こんどは私が指名されるはずだ」なんて思っている人が、相当いるようです。
 安倍さんに投票した議員はもちろん、投票しなかった議員も「バランスからいくと、オレが」なんて。――だから、該当しそうな70〜100人ほどの自民党議員は、ソワソワ状態です。でも、大臣のイスは17程度しかないのですから、ほとんどは空振り!……どうも与党の心理状態は、総じて“大臣病”ですね。

 何はともあれ、私たちは国民の利益に立って、しっかりとした論戦をやっていかなければなりません。さぁ! いよいよ来週から、国会のなかも忙しくなりそうです。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●全商連と懇談会、「国旗・国歌」の強要に違憲判決
                   (9月21日付「奮戦記」より)

 共済問題で全国商工団体連合会(全商連)との懇談会を開き、堅実で健全な運営をしている全商連共済の活動を継続できるよう、さらに共同を強めていくことを確認しました。懇談会には国会議員団から、大門みきし参議院議員、塩川鉄也衆議院議員、それに私が参加しました。
 今年、4月から施行された改正保険業法は、オレンジ共済などのニセ共済など無認可共済をめぐるトラブル・被害が続出していることにたいして規制を強化すること、消費者保護をはかるという前進面がありました。
 しかし、堅実で健全な運営をしている全商連共済などの自主共済については、適用から外すかどうかの基準は、政令で定めるとしていました(法律では政省令が110ヵ所もあった)。
 私の質問にたいする大臣答弁は、「実態を踏まえてということは非常に重要なことだというふうに思っております。政省令例を策定するに当たっては、パブリックコメントに付させていただいて、幅広い関係者の皆様方の意見を十分聞きながら策定をしていきたい」というものでした。
 今年、3月7日に閣議決定された「政省令」では、事業規模50億円以上という基準以下であるので保険会社の適用から外されたものの、少額・短期保険業者の枠に入るのかどうかで交渉がおこなわれてきました。
 自主的で堅実な運営をしてきた共済については、引き続き適用除外にするよう政省令改正のためたたかうこと、直ちに政令を変えられないというなら継続できる方策を金融庁に具体的に求めていくこと、などを確認しました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2006.09.22】●“司令塔”議員の交代―それでも続く財界直結の政治
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060922-171608.html
 【2006.09.21】●全商連と懇談会、「国旗・国歌」の強要に違憲判決
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060921-205632.html
 【2006.09.20】●安倍新政権への対応でCBCラジオからインタビュー
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060920-201409.html
 【2006.09.19】●労働組合・民主団体と党国会議員団の懇談会に出席
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060919-223957.html
 【2006.09.18】●「日本の歴史問題」でアメリカ下院外交委員会が公聴会
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060918-185854.html
 【2006.09.17】●岐阜県党主催の「税金問題懇談会」でお話しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060917-230250.html
 【2006.09.16】●サラ金規制―なぜ例外なき金利引下げを認めないのか
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060916-213737.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、9月29日(金)発行予定です。

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