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メールマガジンバックナンバー

第170号☆7月28日 国会とその周辺が賑やかになっています

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
.。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2006/7/28 第170号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 来年度予算をめぐって、国会とその周辺が賑やかになっています。――政府の「骨太方針」「歳出歳入一体改革」「概算要求基準」などが次々と決められ、「歳出カット」のかけ声で、福祉・社会保障がいっそう削られようとしているからでしょう。以前と比べて少なくなったとはいえ、国会とその周辺には、陳情のために来られた方々が目立つようになりました。
 久しぶりに議員会館の食堂で昼食をとっていると、「佐々木さんですか?一度お会いしたいと思っていたんですよ」と声をかけられ、名詞をいただきました。名詞には「上田市議会地域交通対策特別委員会」の肩書きがありました。長野県から陳情に来られた方でした。この度の豪雨で多くの被害を受けた県ですから、関連する予算の増額を求めてこられたのでしょうか。その日は、豪雨被害の集中した九州・沖縄ブロックの議院議員・赤嶺政賢さんも、エレベータのなかで「いやぁ、ほんとうに忙しいですよ」と。汗をふきながら地元の人々と一緒に、各省庁に予算要求の申し入れに走り回っていました。
 その日は、国会議員団として障害者団体や患者団体の皆さんとの懇談会をおこない、切実な要望をお聞きしともに闘う決意を固めあいました。

 国会が賑やかなのは、陳情だけが理由ではありません。――自民党総裁選挙が近づいているため、自民党の国会議員の一部が熱くなり走り回っているからです。総裁選挙とは関係のない私たちは、冷ややかな目で見ているのですが…。
 食堂に、予算委員会理事の自民党のM議員がいました。私は、「やぁ!そろそろ予算委員会を開こうじゃないですか」と話しかけると、M議員は「やるテーマがないからなぁ…」などと、とぼけるのです。私は「重大問題が山積してるじゃないですか」と言ったのですが……。その議員は「総裁選は、福田さんが降りたのでどうも低調なんだ」というのです。どうも、彼らの頭のなかは総裁選ばかりで、予算や災害対策などについては真剣に考えているようすが見えませんね。

 前回も書いたように、私はいま『日本の財界はどう変わったか』というタイトルの本を執筆中で、今週もほとんどの時間をそれにさいています。資料をすべて更新して計算しなおし、以前に書いた原稿を全面的に書きかえています。なかなか大変な作業です。
 この作業を通じて、日本の財界が日米多国籍企業の共同の利益を追求する方向へと大きな変貌をとげ、行政にも与党にも、その意向に添ったスピーディな「改革」を求めてきたことがわかりました。それを忠実に実行してきたのが小泉「構造改革」だったのです。事実をしっかり踏まえて、告発しなければなりません。
 ……では、また来週! <(_ _)>

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●「次の首相は靖国神社に参拝すべきでない」が多数
                 (7月26日付「奮戦記」より)
 「毎日新聞」が実施した「全国世論調査」(22・23日)によると、「次期首相の靖国神社参拝の是非」を尋ねたところ「反対」が54%で過半数を占め、「賛成」の33%を大幅に上回ったそうです。今年1月の調査では、賛否各47%で二分されていましたが、「中韓両国との関係改善が進んでいないことに加え、昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示したことが明らかになったことも影響した」と分析しています。
 その一方、小泉首相が終戦記念日の8月15日に参拝することへの賛否は、反対が54%で、賛成36%を上回りました。
 安倍官房長官はどう考えているのでしょうか。24日の記者会見で安倍氏は、参拝についての明言を避けました。これまでにも、首相就任の際の参拝について「政治的、外交的な問題にしないためにも『行きますよ』と宣言するつもりはない」と述べていました。
 しかし、今日のアジア外交の行き詰まりや世論を考慮して、「いかない」と宣言するのが、スジではないでしょうか。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2006.07.28】●サラ金被害をなくすため、抜け穴を許してはならない!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060728-220554.html
【2006.07.27】●米国施設に問題があっても牛肉の輸入再開をするのか
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060727-211247.html
【2006.07.26】●「次の首相は靖国神社に参拝すべきでない」が多数
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060726-221712.html
【2006.07.25】●障害者・患者団体と日本共産党議員団の懇談会
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060725-170120.html
【2006.07.24】●消費税・庶民増税阻止闘争本部会議に参加しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060724-164344.html
【2006.07.23】●「しんぶん赤旗」は、きょうで創刊2万号を迎えました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060723-182621.html
【2006.07.22】●自公内閣は、どこまで社会保障予算を切り縮めるのか
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060722-183147.html
【2006.07.21】●岐阜県岐阜市「日本共産党を語る会」でお話しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060721-231119.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、8月4日(金)発行予定です。

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   佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
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