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メールマガジンバックナンバー

第136号☆12月2日 日曜、三重県・四日市と津に伺います!

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・'   2005/12/2 第136号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。秘書の山本です。

 先週のメルマガで、憲昭さんが「いま、永田町・霞ヶ関の界隈はけっこうにぎやかです。予算の編成前とあって、全国からさまざまな陳情や要請が続いているからです」と書いてましたが、閉会中の国会は結構忙しいのです。陳情や要請はひっきりなしにありますし、集会に参加したり、さまざまな会議に出席したり。……
 それに、年明けの通常国会に向けて、論戦準備も、今のうちからやっておかないといけません。国会が開会しているあいだは、なかなかまとまった時間をとって調査したり研究したりできません。ですから、閉会中がチャンスなのです。
 この間、憲昭さんが中心になって、党国会議員団で勉強会を開いています。議員も秘書もいっしょになって、さまざまな角度から小泉内閣に正面から対決する論戦の基本について意見交換をおこなっています。

 陳情といえば、憲昭さんは財務金融委員ですから、税制の問題や金融の問題について、全国各地からいろんな相談が持ちかけられます。また、選出は比例東海ブロックですので、東海4県から、国政にかかわるさまざまな問題が持ち込まれます。そんなとき、私たちスタッフは、各省庁に問い合わせたり、資料を要求したり、説明を受けたりで忙しくなります。

 そのとき、国立国会図書館が大変役立つのです。この図書館は、国立国会図書館法にもとづいて、1948年に設立されました。
 この法律の前文には、「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される」と明記されています。憲法で国権の最高機関とされた国会が、その役割を果たすためには、内外の資料を揃え、調査機能を備えた一大図書館を持たなければならないというのが、設立の理念でした。戦後の息吹が伝わってきますね。

 納本図書館という位置づけもあって、日本で発行されている図書、小冊子、逐次刊行物、楽譜、地図(最近はパッケージ系電子出版物も)、国や地方公共団体が発行した出版物が全て揃っています。全国の新聞(発行当時の古いものも)や雑誌もありますし、電話帳も全国のものがあります。それに、条約に基づいて、世界各国の中央図書館、国際機関などと、公の出版物及び政府の文書を交換しています。
 この図書館は、名前の通り、国会のための図書館という役割が、法律によって定められています。そして、「その資料の選択又は提出には党派的、官僚的偏見に捉われることなく」と書かれています。ですから、調査上の秘密を厳守してくれるのです。
 私が秘書になって間もないのころ、ベテラン秘書から「省庁に資料を要求すると、次の質問の手を読まれてしまう。国会図書館は秘密厳守だし、ありとあらゆる情報が手に入るから、図書館を積極的に利用しなさい」と教えてもらいました。

 私たちが、「○○について、何年か前に新聞で報道されたことがあるはずなんですけど…」というと、該当する新聞を見つけてくれます。
 でも、こんなことは序の口で、「○○法案が審議されるので、これについて勉強したいのですが…」と依頼すると、それに関する新聞・雑誌・研究論文・図書を見繕って提供してくれます。
 国の制度の国際比較なども、日本語に訳して整理してくれます。
 資料を提供してくれるだけではなく、「あるテーマについて勉強したいので、報告を…」とお願いすると、専門の調査員が問題点を整理して、さまざまな角度から報告をしてくれます。

 憲昭さんの予算委員会の質問でこんなことがありました。あるとき、膨大な調査資料を提出して質問しました。それは、各都道府県に行って調べなければ出てこないような性格の資料だったのでした。民主党の議員が、その資料を見て「さすが共産党はすごい。全国に組織があるからこんな調査ができるんだ。われわれにはとてもマネができないよ」と嘆いたそうです。
 ――じつは、ここだけの話ですが、予算委員会に配付した資料は、全国から国会図書館に集まっている資料をもとに、私達が国会で地道に集計したものだったんです!(^^;)

 国立国会図書館について、もっと詳しく知りたい方は、国立国会図書館のホームページをご覧ください。参観についての情報もこちらから。

  → http://www.ndl.go.jp/index.html

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●「官から民へ」で安全を丸投げ―耐震偽造の責任は?
                    (11月28日の「奮戦記」より)

 マンションの耐震性を示す構造計算書の偽造が、大問題になっています。静岡市に行ったさい、営業停止になっているホテル「三交イン静岡」の近くを通りました。出来たばかりのホテルなのに、営業を停止したまま放置されています。一階にあったコンビニも撤退したということです。
 衆院国土交通委員会に、参考人として出席を求められていた姉歯秀次建築士は、衆院事務局に対し出席辞退を伝えたそうです。質疑には、耐震強度が偽装されたマンションの建築主「ヒューザー」の小嶋進社長や指定確認検査機関「イーホームズ」の藤田東吾社長らが出席します。
 それにしても、政府与党の一連の発言や行動はひどいですね。自民党の武部勤幹事長は、北海道釧路市の講演で、「悪者さがしに終始すると、マンション業界はバタバタとつぶれる。不動産業界もまいってくる。これは景気がおかしくなるほどの大きいものだ」と述べました。これは、偽造問題の徹底解明に否定的な姿勢を示したと受け止められるのも当然です。原因を究明するのが、政治の責任ではないでしょうか。
 自民党の伊藤公介元国土庁長官は、建築主の不動産会社社長を国土交通省幹部に引き合わせていました。
 また、耐震データ偽造問題が公表される10日前、公明党の山口那津男参院議員の秘書が、建築主の不動産会社「ヒューザー」の要望を国土交通省に伝える橋渡しをしていました。……いったいどうなっているんでしょうか。
 建築確認・検査を規制緩和した1998年の建築基準法改悪にあたり、日本共産党は「『安かろう悪かろう』の手抜き検査が増える恐れがある」と国会で追及しました。何でも「官から民へ」と、安全まで民間に丸投げした国の公的責任の放棄が、根本にあります。
 事態の全容解明、責任問題を含めた安全対策、居住者への救済措置などについてきちんとした対策が必要です。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2005.12.02】●フェロシルト事件で四日市の石原産業の実態を調査
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051203-000711.html
【2005.12.01】●愛知中小企業家同友会と懇談、業者後援会でお話
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051201-210229.html
【2005.11.30】●小泉「改革」勉強会を開き、政策決定の仕組みを研究
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051130-205909.html
【2005.11.29】●新婦人「秋の行動」省庁交渉・来年度予算の学習会
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051129-204055.html
【2005.11.28】●「官から民へ」で安全を丸投げ―耐震偽造の責任は?
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051128-214518.html
【2005.11.27】●土地収用に反対し静岡空港の中止求める現地集会
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051127-200643.html
【2005.11.26】●庶民にばかり、どこまで大増税を押しつけるつもりか!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/051126-185234.html

◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

    *:,..,:* 「三重県・津市議選躍進のつどい」 *:,..,:*
   12月4日(日) 14時〜 三重県・津市・県総合文化会館中ホールにて

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、12月9日(金)発行予定です。

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【憲昭eたより】
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