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メールマガジンバックナンバー

第77号☆1月14日 来週から通常国会が始まります!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
◆──−- - -憲 昭 e た よ り- - - -−──◆   2005/1/14 第77号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者のみなさん、こんばんは。秘書の石井です。
 2005年が始動しました。が、とたんに様々なことが起きています。胸を痛めること、怒り心頭に発すること…スペースの関係で詳細にふれることはできませんが、読者のみなさんと思いを共有することはいっぱいあります。

 さて、第162通常国会が1月21日から始まります。会期は6月19日までの150日間。私たちスタッフも憲昭さんを先頭に、この長丁場をいかに乗り切るか、いえ、もっと正確にいえば、いかにたたかい抜くかということで、いまいろんな準備にとりかかっています。
 憲昭さんの論戦舞台は、今年も予算委員会と財務金融委員会です。各委員会でのシビアな論戦は予想されますが、とりわけ予算委員会では、「政治とカネ」の問題をはじめ、新たに浮上した与党政治家によるNHK番組介入問題など、重大なテーマが山積しています。
 で、どんな準備をしているか――それはナイショ? ということではありませんが、1つは、国の予算案や税制、提出が予定される法案などについてきちんと勉強することです。この間、来年度予算案、04年度補正予算案についてのレク(政府からの説明会)、さらには来年度税制「改正」についてのレクなどを連続的に行いました。加えて財務省や金融庁に関わる個別案件の研究も行っています。政府や与党が出してくるものに的確に対応するためにも、これらの基本を正確に捉える必要があります。こうして、今国会で焦点となるテーマ、予定されている法案への対応等を議論し、各秘書が分担して作業をすすめているところです。

 ちなみに、わが事務所のメンバーは――。
 村高秘書――今週は「税研集会」に参加して勉強中。「国民本位の税財政・税務行政」などについて学んでいます。同時に、来年度財務省予算についての「全体の骨格」と政府の税制「改正」の中身を分析しています。
 山本秘書――元旦の早朝5時半にはTBS系「特番」に憲昭さんの随行で局入り。大晦日から寝ないでそのまま東京・赤坂のTBSに直行。昨年からの疲れが出たのか、今週は風邪とたたかいながらのマスコミ対応、「政治とカネ」分野の独自研究、そして来週予定の党静岡県委員会と同・地方議員団による「政府交渉」のセットに汗を流しています。
 私、石井は、喫緊の課題である04年度補正予算案の分析作業を手がけつつも、今日一日かけて行われた党三重県委員会による「政府交渉」の段取りなどにこの1週間を費やしました。
 ところで憲昭さんは?――もちろん、当面する予算委員会の論戦に向けて日々着実に準備を進めています。同時に、新年早々東海ブロック各県を一巡。また、政府交渉や各種会議等々、元気です。詳細は「奮戦記」をご覧下さい。
 それでは、今年もよろしくお願いいたします。

 ◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●憲法のイロハが何もわかっていない安倍・中川両議員
                  (2005年1月14日「奮戦記」より)

 戦争中の従軍慰安婦たちの被害をテーマとしたNHK番組(01年1月30日放送)に、政府・与党の安倍晋三官房副長官(現自民党幹事長代理)と中川昭一衆院議員(現経済産業相)が圧力をかけて改ざんさせた問題が、重大な政治問題として浮上してます。
 今日行われた日本共産党をはじめとする野党三党の国対委員長会談では、徹底的な真相解明をもとめていくことで一致しました。

 安倍氏は、記者団に「事実と全く違うことを述べている。NHK側から『会って予算の説明を行いたい』というので会った。自民党で話題になっていた番組について説明があり、私は『公平公正な報道を行ってもらいたい』と述べたのが真実だ」と語ったそうです。
 しかし、こんな弁明はすぐにも破たんします。両氏は、いっさい圧力をかけなかったとでもいうのでしょうか。
 だいたい、時期的にNHK予算の説明にくるような時期なのか、説明にきたHNKの人が予算担当なのか。……ちょっと調べれば、すぐにでもわかる話です。

 何よりも重要なのは、その場で、放送内容について阿倍氏が意見を「述べた」ことは、まぎれもない事実です。そして、その方向で内容が改ざんさせられたのですから。……
 中川氏がNHKの関係者と会ったのが、放送後のことだったというのも、NHK側と口裏を合わせているとしか言いようがありません。
 中川、安倍両氏とも、自らのおこなった行為について、「公正中立な放送を求めただけ」だなどと言っているのは、その行為が、憲法や放送法を蹂躪するものだという自覚をまったくもっていない証拠です。

 政権・与党の政治家が、テレビ番組の内容について、事前に放送中止や、内容の変更を求めるというのは、言論・表現・報道の自由を保障し、検閲を禁止した憲法21条に反します。
 また、放送内容について外部からの介入を禁止した放送法第3条に反する民主主義破壊の行為です。
 NHKの側にも、圧力に屈して放送内容を改ざんしたうえ、「圧力がなかった」などと言い逃れをするなど、言語道断です。
 今後、国会に関係者を招致することも含めて、徹底的な真相究明をもとめていかなければなりません。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2005.01.14】●憲法のイロハが何もわかっていない安倍・中川両議員
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050114-172512.html
 【2005.01.13】●銀行の手数料は、なぜこんなに高い?マスコミの取材
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050113-174037.html
 【2005.01.12】●常会に向け国対・団総会。全信労はたびらきで挨拶
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050112-224554.html
 【2005.01.11】●05年度政府税制「改正」案について財務省からレク
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050111-153710.html
 【2005.01.10】●岐阜県で行われている知事選挙の応援に入りました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050110-224223.html
 【2004.01.09】●銀行の視覚障害者対応ATMが2630カ所増えました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050109-220607.html
 【2005.01.08】●清水、静岡、名古屋、韓国経友会で新年のご挨拶
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050109-001043.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、1月21日(金)発行予定です。

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