メールマガジンバックナンバー
第70号☆11月26日 多面的な活動をした一週間でした
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
◆──−- - -憲 昭 e た よ り- - - -−──◆ 2004/11/26 第70号
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メルマガ読者のみなさん、こんばんは。憲昭です。今週は、選挙応援、財務金融委員会、政府交渉、集会あいさつ、デモ激励……多面的な活動をした一週間でした。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
【2004.11.25】●国民医療の拡充、建設国保の強化を求めるデモを激励
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041125-182748.html
【2004.11.24】●年金担保融資を規制する法案が財金で通りました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041124-193602.html
【2004.11.23】●岐阜県恵那市、合併後初の選挙応援にいきました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041123-204927.html
【2004.11.22】●国民生活金融公庫は話し合いのテーブルにつけ!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041122-202141.html
【2004.11.21】●愛知県大衆団体との懇談、静岡空港建設中止集会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041121-222149.html
【2004.11.20】●吉岡吉典著『「日米同盟」と日本国憲法』出版記念会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041120-194136.html
【2004.11.19】●財金の参考人質疑で「企業は社会の公器」という意見
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/041119-223114.html
◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇
11月に入り憲昭さんの日程もいままで以上に多忙になってきました。財務金融委員会は定例日が、火、水、金曜日――そうなんです。毎週3日間必ず入ってきます。加えて先週は、憲法調査会の参考人質疑に立ったり、議院運営委員会に出席したり…とかなり「守備範囲」も広くなってきました(詳細は「奮戦記」をご覧下さい)。
というわけで国会を離れられない憲昭さんの代理として、この2週間連続で、愛知県に行って来ました。いま建設中の中部国際空港と愛知万博の現地調査です。瀬古由起子・前衆議院議員、八田ひろ子・前参議院議員と日本共産党愛知県委員会の方々と一緒でした。
現地を調査しての第一印象。「こんなものが本当に必要なのかな?」という疑問でした。よく言われる「無駄な公共事業」の典型でしょう。
中部国際空港とその地元となる常滑市では、いま大規模な開発が行われています。案内されたまま、同市にあるJAビル8階から眺めると、緑豊かな山が次々と削られています。オオタカが住むといわれる森や山が、まるで涙を流しているように岩肌もあらわにされています。空港建設のため広大な海を埋め立てたため、ヘドロの堆積など環境への悪影響も指摘されています。
驚いたのは、地元・常滑市の一般会計の推移です。たとえば土木費は、97年一般会計比率9・6%が04年には23・0%に跳ね上がっています。空港関連事業費は、97年1億円(0・5%)が04年37億円(17・7%)です。市の借金(市債)は、7・6%から17・3%。これだけをみても、「国際空港」と銘うっていかに地元に負担を押し付けているか明らかです。
案内を担当してくれた方は、光触媒ガラスを使用した広々とした窓、エプロン舗装という工法で仕立てた滑走路など、最新の技術を生かした建設模様を縷縷(るる)説明してくれました。しかし、環境への影響や採算性、地元への財政負担など多くの県民が懸念している点については、残念ながら納得のいく説明はされません。
この中部国際空港視察の1週間後、愛知万博の現場を訪ねました。ここでも自然を削って会場を作っているのですが、一番驚いたのは、民間出展パビリオンのスペースの広さです。最大がトヨタグループの5,000平方メートル、次は日立グループ(4000平方メートル)、三井グループ(3,000平方メートル)――いずれも単独館です。これらのパビリオンも含めて様々な建築物がいま急ピッチで準備されています。現段階ではまだ中は見られませんでしたが、「誰のための何のための万博か」と、ここでも疑問符が脳裏をよぎりました。
林信敏・前愛知県議が議会でこう追及しています。「パビリオンや巨大施設にしても…、180日使えば取り壊される。仮設鉄道の工事費が180億円なら1日当たり1億円投入することになる。半年間のイベントのための巨費投入、ムダづかいを県民は納得しないでありましょう」(01年6月、愛知県議会本会議)。
帰りのマイクロバスの中で誰かが言いました。「愛知県当局は、最近『愛知万博』といわずに『愛・地球博(アイ・チキュウハク)』と強調している。だけど、『愛知・窮迫(アイチ・キュウハク)』だね」。冗談ではなく本当に愛知県財政がいっそう苦しくなるのでは、と実感させられました。
――今週の担当は、秘書の石井でした。
◇◆今週の政治経済キーワード=「個人献金の税制優遇措置」◆◇
現在、個人が支出する政治献金には、税制上の優遇措置が設けられ、所得控除か税額控除のどちらかを選択できるようになっています。……
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◎「憲昭eたより」の次号は、12月3日(金)発行予定です。
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