2012年1月27日、全国商工団体連合会（全商連）が主催する「改悪国税通則法対策・消費税闘争全国交流会」が開かれました。
　交流会には、300人もの中小業者などが参加し、佐々木憲昭議員も国会報告をおこないました。

　消費税増税についての佐々木議員は、次のようにお話ししました。……
　前日の自民党の質問を聞いていると、「消費税増税に反対」という立場からではありません。民主党は「マニフェスト」に違反しているから、消費税増税の資格がないという点にあります。
　これに対して「自民党は消費税増税を含む税制抜本改革を断行することを堂々と掲げた」と言い、自民党にこそ消費税増税の資格があるというのです。

　野田総理は「自公政権の方針を引き継いだ」「自民党提案の法案通りやっている」と答え、自民党と同じ政策だから賛成してほしいと繰り返すだけです。

　これでは、総選挙で民主党が勝っても自民党が勝っても、消費税大増税の翼賛議会ができあがるだけです。
　いま、国民が求めているのは、「消費税増税をやめる政治」をつくることです。

　岡田税理士から「改悪国税通則法の問題点」、浦野税理士から「納税者の権利擁護・発展の方向」と題する講演が行われました。