国会での活動
【08.06.10〜11】「安永健太さんの死亡事件を考える会」から要請受け
6月10日
2008年6月10日、佐々木憲昭議員は「安永健太さんの死亡事件を考える会」から、要請を受けました。
昨年9月25日、5人もの警察官から取り押さえられるなかで、25歳の知的障害を持った青年、安永健太さんが亡くなりました。
たいへん不明な点が多く、謎だらけです。安永さんの身体には、数多くの傷跡が残されていました。
警察官による暴行があったという証言が複数あっても、警察側は「取り押さえに問題はなかった」の一点張りです。
真相究明がすすまないなか、遺族が警察官数名を刑事告訴しましたが、佐賀地検が出した答えは「不起訴処分」でした。
「考える会」の皆さんは、遺族とともに事件の真相究明を支援し、障害者の生きる権利を守っていくことを活動の目的としています。
6月11日
翌日11日には、ご遺族からの訴えをお聞きしました。
日本共産党からは、佐々木憲昭議員と仁比聡平参議院議員が参加しました。
安永さんの身体には、首を力まかせに押さえた手の指あとをはじめ、打撲傷など数多くの傷跡が残されていたそうです。警察官による暴行があったという証言も複数あります。
支援する会の皆さんは、事件の真相究明をおこない、障害者の生きる権利を守ることを訴えています。
真相究明のため、国会議員として警察庁からの資料提出と説明をもとめること、現地調査を行うことなど、可能な行動をしようということになりました。