国会での活動
国会での活動 − メッセージ、医療・介護・年金・障害者
【03.11.28】障全協第37回全国集会へのメッセージ
障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会第37回全国集会へのメッセージ
障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会、第37回全国集会の開催を心よりお祝い申し上げます。
障害者の生活保障、人権保障のため、日夜、御奮闘されている皆様に敬意を表し、連帯と激励のメッセージをお送りします。
小泉内閣の「構造改革」によって、国民は「痛み」を押し付けられ、社会保障・年金など、不安は募るばかりです。とりわけ、障害者の皆様への負担増など、耐え難い「痛み」を強いられています。
今年4月から始まった支援費制度は、ホームヘルプサービスの利用が増加し国庫補助金が約52億円不足する見通しが明らかになりました。このままでは、必要なサービスが抑制・縮小されかねない事態になっています。
そもそも、支援費制度の目的は障害者の自立支援であり、障害者が地域で自立していくための支えとなるものです。日本共産党国会議員団は、11月21日、厚生労働省に「必要な国庫補助金を来年度予算で確保するよう」申し入れ、「年末の予算編成までに最大限努力する」と回答を得ています。皆様方の運動によって勝ちとった「ホームヘルプサービス上限撤回」の経過を見ても、国が利用実態に見合う財源を確保する責任があります。
また、ホームヘルプに限らずディサービスやショートスティ、グループホームなど、サービスを自由に選択できるよう基盤整備を進めるための関連予算を大幅に増額することも必要です。
障害者予算の大幅な増額、そして障害者の方々が安心して暮らせる生活保障、人権保障のために、私も皆様方と力をあわせ、国会内外で尽力いたします。
この全国集会が成功をおさめられ、皆様方の運動がさらに発展されることを期待し、お祝いのメッセージとさせていただきます。
2003年11月28日
日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭