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国会での活動

国会での活動 − 派遣・視察財政(予算・公共事業)演説・挨拶・懇談

【01.01.28】公共事業チェック議員の会で栃木・思川開発のダム予定地を視察

   2001年1月28日、佐々木憲昭議員は「公共事業チェック議員の会」の視察団の一員として栃木県鹿沼市を訪れ、東大芦川ダム予定地や思川(おもいがわ)開発の南摩(なんま)予定地を視察、住民のみなさんの訴えを聞きました。

 思川開発事業は、国土交通省・水資源開発公団が、「東京の水不足に対応」などの口実で南摩川などにダムを建設しようとしているものです。この計画に連動する形で、栃木県が東大芦川ダム計画を進めています。

 南摩川は、水がほとんど流れておらず、水は他の河川から直径4〜5メートルの導水管で数10キロメートル輸送する計画です。東京都は、「水はいらない」と給水希望を取りやめており、地元をはじめ全国から「ムダな公共事業」と批判の声があがっています。

 東大芦川では、漁協組合長が「地域社会がダム建設によって壊される。何の効果もない、ゼネコンの大もうけのためだけのダムに地域を壊されるのは、本当に悲しい」と切実に訴えました。

 また南摩ダム反対絶対協議会の副会長も、「下流の人のほとんどが『水はいらない』といっているいま思川開発事業はまったく必要ない」と話しました。

 佐々木憲昭議員らは「野党に中止させることはできますか」との住民のみなさんの質問に「中海干拓など20世紀の最後に流れが変わってきた。それは皆さんの運動がやめさせたのです。みなさんと野党の共同の力です」と激励しました。


 佐々木憲昭議員は、超党派の国会議員でつくる「公共事業チェック議員の会」に参加し、副会長をつとめています。公共事業の浪費をただすために、全国の現場に調査に出向いて行政関係者からヒヤリングを進めるとともに、現地の市民団体のみなさんと意見交換を重ねています。

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