奮戦記
【15.06.21】過去最悪の会期延長は議会制民主主義の破壊!
相撲に負けそうになったら、寄り切られないように“土俵を広げる”。こんなことは、絶対に認められるものではありません。
政府・与党は戦争法案の成立をはかるため、6月24日までの今国会の会期を、なんと9月末まで延長することも検討していると報道されています。こんなに長い会期延長は、これまであったでしょうか!
これまでの通常国会の過去最大の延長幅は、第96回国会(1981〜1982年)の94日間だそうです。もしも、今回9月末まで延長すると、これを超え過去最悪になります。まさに国会破壊以外の何ものでもありません。
国会法では、「会期中に議決に至らなかった案件は、後会に継続しない」ことを基本としています。この国会は24日で閉じ、戦争法案は廃案にするのが常道です。法案を成立させるため勝手に土俵をひろげるなら、国会は政府の「悪法追認機関」になり下がってしまいます。
安倍内閣と自民・公明両党による戦争法案ごり押しのための会期延長に、断固反対しましょう。