奮戦記
【14.06.08】国会議員の定数は国際的にも歴史的にも多くない
日本の国会議員の定数を、削減するのは当たり前だという議論があります。しかし、日本の議員定数は、国際的にも歴史的にも決して多くはありません。
図で見るように、ヨーロッパは10万人に1人がスタンダードです。日本の衆議院は27万人に1人で、多いどころか少ないくらいなのです。
歴史的にも、男子(25歳以上)普通選挙権が導入されたとき(1925年)には、「12万人に1人を配当」しました。当時の人口は6000万人でした。いまは、1億2700万人に倍増しています。しかし、衆議院議員の数は466人から475人と、ほとんど増えていないのです。
それなのに、なぜ議員を削減しなければならないのでしょうか。それは、国民の声を削ることになるのではありませんか。