奮戦記
【14.05.01】第85回メーデー万歳!!
今日は第85回メーデーです。心からの連帯のメッセージを送ります。
メーデーは、1886年5月1日に、長時間労働に苦しむアメリカの労働者が、8時間労働制を要求してストライキや集会をおこなったことが起源です。
そのたたかいの結果、20万人近くの労働者が8時間労働制をかちとりました。しかしその後、資本家側がその制度を破棄したため、労働者は、1890年5月1日に再度ストライキで8時間労働制を要求してたたかいました。
この日、第2インタナショナル(国際労働者協会)が、アメリカの労働者と連帯し、世界各国で一斉に集会やデモをすることを決め、世界各国で数10万人の労働者が集会とデモをくりひろげました。
アメリカの労働者は、次のような「8時間労働の歌」を歌いながらたたかったそうです。「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために」と。
これ以降、毎年5月1日に世界各国でメーデーが開催されるようになりました。
世界各国の働く人びとが、そのときどきの切実な要求を掲げて、団結と連帯の力を示す一大決起の場として発展してきたのです。
日本では、1920年5月2日(日曜日)、上野公園で5000人が参加したのが最初です。
その集会では「(ストライキ等を弾圧した)治安警察法17条撤廃、失業の防止、最低賃金制の確立」を決議しました。
また、8時間労働制、東京市電争議支援、シベリア即時撤兵の動議を可決しています。
いま、安倍内閣は、暮らしも平和も脅かす危険な道に進もうとしています。私たちは、この暴走と正面からたたかうため、これからも伝統を受け継ぎ頑張ります。